クラン(オレカバトル)
おれかばとるのくらん
ここは僕に任せて!
第4章「灼熱の煌国」で登場したモンスター。
タンタの幼馴染にして親友であるバビロア王国の騎士。
モンスターとしての性能は、防御寄りの性能となっている。
「強壮剤」というアイテムをドロップする。また、闇のコロシアムでは「ロイヤル強壮剤」というアイテムをレアドロップする。
仲間のためならばどんな困難をも乗り越える強い心の持ち主で、バビロアのために日々修行を重ねるが…
- ミス
何もしない。
- こうげき
敵単体に自分の攻撃力の半分のダメージを与える。
- こうげき!
敵単体に自分の攻撃力とほぼ同等のダメージを与える。
- 会心の一撃
敵単体に自分の攻撃力の約2倍のダメージを与える。
- かばう
味方が受けるダメージを代わりに受ける。
- シールドアタック
敵単体に自分の攻撃力の半分のダメージを与えた後、1ターンの間自身が受けるダメージを半減させる技。
後に再行動効果とEXゲージを1減らす効果がついた。
- 必殺の一撃
重装騎士が使用可能。
敵単体に自分の攻撃力の約2.5倍のダメージを与える。
- ビッグシールドアタック
重装騎士が闇のコロシアムに出現した際に新たに習得した技で、「ロイヤル強壮剤」を習得させることで覚えることができるようになる。
敵単体に自分の攻撃力とほぼ同等のダメージを与えた後、2ターンの間自身が受けるダメージを半減させる技。
こちらは再行動効果とEXゲージを1減らす効果は追加されていない。
「目障りなヤツがのこのこ出てきたか…」
「王国は俺を見捨てた…許さねぇぜぇぇ!!」
魔装騎士クラン
第4章の二次解禁で登場した、クランの闇堕ち形態。
魔皇が放ったダークマターの力によって邪悪なる精神に支配されてしまったクラン。
そのためか、ボスとして出現する際はダークマターをレアドロップする。
闇堕ち前と比べるとかなり捨て身寄りの攻撃性能に変化している。
ボスとして出現する際の戦闘BGM「バトル~ボスバトル2~」はバトラーからの評価も高く、4章内では他には冥界の騎士ドクロやジェネラル・バルトとの対決などにも使われている。
背景
クランは同じ仲間のタンタたちと日々国に迫る悪との戦いを繰り広げていた。自分の自慢の盾で、祖国を、仲間を、平和を守るために。
しかし称賛を得るのは常に最前線で戦い続けるタンタだけ。しかし彼はそんなものは欲しない。大事な国や仲間を守れればそれでいい…はずだった。
魔皇より放たれたダークマターは無意識のうちに感じていた嫉妬を感じ取った。そしてクランを乗っ取ることに成功。ダークマターはまるで水に垂らした一滴の黒いインクのように彼の澄んだ心を黒く染め上げた。
そして彼の仲間を守るための盾は自分の嫉妬と絶望を隠すため、そして自分を見捨てた王国に復讐するための武器になった。
シールドクラッシュ
敵単体に自分の攻撃力の約1.3倍のダメージを与える。
その後、1ターンの間自身の被ダメージ量が半減する。
その他の効果はシールドアタックとほぼ同じだが、こちらは再行動効果とEXゲージを1減らす効果がない。
デビルシールドアタック
敵単体に自分の攻撃力の約2.5倍のダメージを与える。
その後、1ターンの間自身の被ダメージ量が1.5倍に増加する。
ダメージはかなり高いが、その代わり速攻で落ちるリスクが課せられる。かばう系のモンスターで守ってあげるのがいいだろう。
ちなみに最初は被ダメージ量が2倍増加したらしい(修正時期は不明)。
EX技 「ダーク・ファランクス」
味方全員にトランス状態を付与、常に攻撃力の2.3倍のダメージを与える物理攻撃を行うようになり被ダメージ量が1.25倍増加する。
毎ターンかなりの高威力のダメージを与えることができるが常に倒されるリスクがアップするようになり、全員トランス状態になるので味方でのサポートも不可能(一応トランス状態になる前の効果は受け継がれるのでピラミッドヘッドの「ホワイトミスト」やノームの「守りの土」であらかじめ準備するのも手)。使いどころを見極めよう。
物理攻撃なので暗闇状態になるとミス扱いになり攻撃できなくなるので注意。
超EX技 「リバース・ファランクス」
与えるダメージが攻撃力の2.8倍になり、被ダメージ量が1.5倍増加する。
与えるダメージがさらに上がるが倒される確率も同様に上がるのでより使いどころを見極める必要がある。
性能・立ち回りについて(魔装騎士)
魔装騎士クランは「デビルシールドアタック」やEX技で防御力が減少するため、HPが実際の数値よりも低く感じられる。
そのためボス版のクランと対決する際は適当に魔王サッカーラのハンドレッドフィストを打ってEX技を発動させてしまえば他の二体で速攻で倒すことができるし、なんならサッカーラ一人でも何とかなる。
また、ボスとして出現する際の落とすG(お金)が220Gとほかのボスよりまあまあ多い(コマンドが7段階するボスはほぼ全員が220Gを落とすが)ので魔帝アブシールや覇将ネルガル&参謀エンリルに次ぐ金稼ぎ要因になっている。
その上、EX発動セリフである「自分の脆さを思い知るがいい…」が明らかに自虐セリフにしか聞こえないという声も少なくない。
こうしたことから、☆4でワースト2位に位置するほどHPが低く、それが撃破時の台詞の「足りない」ものであると揶揄されることが多い暗黒大魔導ジョンガリや、「顔芸」と称されるほどの表情をたびたび見せる他腹部を露出した鎧を身に纏っており、かつ専用技の風属性攻撃である「プロペラソード」のネーミングが珍妙な覇将ネルガルほどではないがバトラーからはネタにされることが多い。
しかし彼はそのネタにされることが多いモンスターの中でも使い勝手が悪く、扱いづらさが否めない。
ジョンガリは低いHPの割には、「フォビドゥン・サラマンダ」や「ヴェノム・サラマンダ」などといった強力な火属性の全体攻撃、強力な熱属性の全体攻撃であるEX技「ダーク・ボルガノン」及び「フォビドゥン・ボルガノン」で水属性や風属性に対して爆発的なダメージを繰り出すことができる、ネルガルは先述の風属性攻撃「プロペラソード」が対火属性モンスターとしても最強格を誇る技であり、よほど運が悪くなければ横にロレル族を置くだけで邪神ムウスを倒せるほどの強さを誇る(こちらのEX技も超EX技がアップデートで強化されたとはいえ似たような性能のバルトのEX技に比べるとリーダースキャンしなかった時の威力が特に見劣りするが)ことからネタキャラとして扱われることが多いものの、特定の相手に対する戦力としては申し分ない。
それに対してクランは、高威力攻撃の「デビルシールドアタック」やEX技の攻撃力上昇トランスは決して悪くないのだがやはり防御が下がるという大きなデメリットを抱えている。「デビルシールドアタック」だけでの運用を目指すとなると競合相手となる「必殺の一撃」を使うモンスターは数多く存在する上それらはダメージ増加もない他、特攻作戦を狙うならば(自身と☆4以外は仲間も呪いで離脱するというデメリットはあるものの)より強力かつ使い勝手の良いドクロに軍杯が上がってしまう…。
理想的な立ち回りとしては、堅実に攻める場合はダメージ量は大きくないものの「シールドクラッシュ」で防御力を上げながら攻撃する、扱いづらさが拭えない上にリスクが大きいものの大ダメージを狙っていきたい場合は「シールドアタック」での再行動から「デビルシールドアタック」を放ち、防御力を上げることでデメリットを帳消しにしながら大ダメージを与えるといった戦法などが求められるだろう。
これらの戦法でもジョンガリやネルガルのように特定の相手に対し強く出れる訳ではないが、ダメージを軽減しながら攻撃するというジョンガリやネルガルにはない戦い方ができる。
そして、どちらの戦法でもEX技は他のモンスターに譲る必要がある。
後者の戦法は、☆3の重装騎士クランでも、「シールドアタック」で再行動したり、「ビッグシールドアタック」で2ターンの間防御力を上げてから「必殺の一撃」で大ダメージを狙うといった似たような戦法が取れる。
あちらは防御力ダウンがないので魔装騎士に比べ扱いやすいが、攻撃力は魔装騎士の方が上。
安定して攻撃できる重装騎士、一撃の大きい魔装騎士とそれぞれにメリットがあるといえるだろう。