概要
火属性・悪魔族。クラス☆☆☆☆。
第4章「灼熱の煌国」にて登場した、魔王をも越える存在、四皇帝の一人。
騎士の鎧兜を纏った屈強な巨人のような姿をしており、大鎌のような王笏を使って炎熱を操る。ゲーム中は、攻撃モーション以外では真紅の玉座(邪帝は黄金の玉座)に鎮座している。
配下が王国の支配に手こずっていることを受けて彼に見切りを付け、遂に自ら侵略に乗り出した。
苛烈な攻撃を仕掛け、王国を焦土へと変えてゆくその姿は正に「灼熱」の化身。
邪帝として解禁された時の肩書きは「灼熱の支配者」。
性能
また通常技では多種多様な技を持ち、中でも「ウォーターブレイク」はそのステータスも相まり、特効しなくても、2発で並大抵のモンスターを瀕死に追いやるほど。
しかしこのモンスター、性能自体はいいのだが致命的な欠点がある。
それは、魔皇も邪帝も、入手が非常に難しいモンスターなのである。
新4章では、魔皇については少々緩和されたのだが、邪帝は相変わらずの手間である。
それについては後述する。
技
- ほほえんでいる
何もしない。
- こうげき
敵単体に自分の攻撃力の半分のダメージを与える。
- こうげき!
自分の攻撃力とほぼ同等のダメージを与える。
- 魔皇の一撃
魔皇時代に使用。
敵全体に自分の攻撃力の1.3倍のダメージを与える。
- 魔のチェイサー
敵単体に自分の攻撃力の半分のダメージを与えた後、味方が単体攻撃を繰り出す際に追撃として自分の攻撃力の半分のダメージを与える。
- ストレートフラッシュ
光属性の物理攻撃。
敵全体に自分の攻撃力の半分ほどダメージを与え、ごく稀に暗闇状態を付加させる。
- ロックラーヴァ
熱属性の魔法攻撃。
敵全体に自分の攻撃力とほぼ同等のダメージを与える。
後のアップデートで一定確率で火傷を与える効果が追加された。
- ウォーターブレイク
火属性の物理攻撃。
通常は敵単体に自分の攻撃力の1.5倍のダメージを与えるが、水属性に対しては3倍に跳ね上がる。
- 邪帝の一撃
邪帝時代に使用。
敵全体に自分の攻撃力の1.4倍のダメージを与える。
EX技→超EX技
いずれも全体魔法攻撃。
- フレイム・ディスティレーション→パガトリー・ディスティレーション
魔皇時代に使用。火属性。炎の雨を降らせる。
ちなみにパガトリーという言葉は「煉獄」を意味する。
- ロースト・ディスティレーション→ヴォルカニック・ディスティレーション
邪帝時代に使用。熱属性。敵の真下からマグマを吹き上げさせる。
出現条件&作成方法
魔皇ラフロイグは、「熱剣士アレス」と「チビムウス」をスキャンしたときのみ現れる。
上記の「ウォーターブレイク」の効果を考えると、水属性の採用は控えておいた方が良い。
このモンスターを狙う者達を悩ませたのは、このチビムウスを用意する点とカード化条件である。なんと両者のレベルが10でないと、直接カード化できないのである。それは後に出たクエストモードでも同じなので、クエストモードで手にするのはほぼ絶望的だと考えてよい。
新4章以降は、あるモンスターと、そのモンスター自身のレアアイテムとの合体により、作成可能になった。レアドロップを要求するのは大変だが、直接入手に際して厄介なチビムウスを用意しなくても良くなったのは、大きいだろう。
邪帝ラフロイグは、「熱剣士アレス」と「魔王ムウス」をスキャンした時に現れる。
こちらは魔王ムウスが直接ゲットなだけあり、出現自体はチビムウスが必要な魔皇より簡単である。
しかし作成方法は、魔皇ラフロイグLv10と、邪帝のレアアイテム「邪帝のボトル」を使って作る「邪帝ウイスキー」と合体するしかない。
炎竜サラマンダー、黒炎竜サラマンダー、スカーレッド・ドラゴンのいずれかLv10が入ってると、「邪帝のボトル」を確定ドロップするみたいだが、新4章解禁後の現在も相変わらずこの方法しか作成方法がないため、邪帝作成の手間は相変わらず険しい。
余談
ラフロイグとは、シングルモルトウイスキーの一種。
担当声優は明らかにされていないが、声質から考えて江川央生が有力。
邪帝のイントネーション(特に「ウォーターブレイク」)は爆笑もの。
関連タグ
魔王ムウス:配下
アレス(オレカバトル):宿敵
章のラスボス
新4章のネタバレ注意!!
新4章では、敗れた後、亡霊(ファントム)となって火の国を彷徨っていたことが判明。
そしてそんな中、アレスの魔族の血に目をつけ、アレスと接触。彼を煉獄皇へと仕立て上げる。
そしてアレスを利用し、破壊の限りを尽くすも、クロムや邪神チビムウスにより阻止される。
その後はアレス自身にも魔族の血を受け入れさせることで、煉獄帝へとパワーアップさせる。
これも魔王に戻ったムウスや、クロムとマーリンのタッグにより阻止される。
ちなみに
このファントムは、☆7〜9のボスとして出現し、
ノーマルドロップは魔皇ラフロイグ同様「魔界モルト」、
レアドロップは「魔皇の追憶」である。
この「魔皇の追憶」を、Lv10のファントムと合体させることで、魔皇ラフロイグへと復活する。
煉獄皇アレスは直接捕獲もできるが、彼自身のレアドロップである「煉獄の焔」を使い、
- 熱剣士アレスLv10+「煉獄の焔」持ちのファントム
- ファントムLv10+「煉獄の焔」持ちの熱剣士アレス
といった作成も可能である。
煉獄帝アレスもこの流れを汲み、自身のレアドロップ「煉獄の黒焔」で作成する。
- 煉獄皇アレスLv10+「煉獄の黒焔」持ちのファントム
- ファントムLv10+「煉獄の黒焔」持ちの煉獄皇アレス
ここまで徹底的だと、ある意味ラフロイグはラスボスの鑑と言える。
「我は大魔皇ラフロイグ!我が焔、その目に焼き付け…そして消えよ!」
「我が軍の焔が世界を焼き尽くし、灼熱の王国を築くのだ!」
大魔皇ラフロイグ
オレ最強大合戦限定で手に入る、ラフロイグの新たな姿。
上のイラストの通り、魔皇の鎧や武器の黒色だった所が金色に、赤色だった所が黒色に変わっている。また、玉座も金色から黒色になっている。
これまでの専用技を習得しなくなった代わりに多彩な熱属性技(ウォーターブレイクの派生技である「フォッグブレイク」、ロックラーヴァに回復効果がついた「ブレイジング・ブラッド」とその強化版「フルブレイジング・ブラッド」(後者はイラチェンアイテム「邪帝ウイスキー・インペリアル」所持前提)、一定確率で火傷を付与する全体魔法攻撃のEX技「レッド・ヴァンダライズ」→超EX技「スカーレット・ヴァンダライズ」)を操る。また、これまで覚えそうで覚えなかった「会心の一撃」と、全体攻撃として「大魔皇の一撃」も習得する。
さらに、「火族召喚☆☆☆☆」を用いて、いかなる火族モンスターをも召喚することが出来る。
だが、ここで注目すべきは火族といえばラフロイグと1番関わりのあるアレスが居るということである。即ち、またアレスを我がものにしようとしているとも捉えることができる。
しかし、アレスもまた、限定モンスターという形で、自分の運命を乗り越え、正義の☆4へと覚醒している。
ただし、こちらもその形態が手に入るイベント内では、『指定されたターンまでにアレスを倒して救出できないと、煉獄皇へと戻ってしまう』という、地獄の果てまでもラフロイグの魔の手がついて回る、アレスにとってもプレイヤーにとってもトラウマ必至な鬼畜仕様となっている(一応救済措置は設けられているが)。
ラフロイグとアレスの因縁は、何時までも焼印の如く残り続けるようだ。
新4章に関わることだが、煉獄皇/煉獄帝アレスが、魔皇ラフロイグが邪帝に進化するまでの準備段階だと思うオレカバトラーもいたり、邪帝で倒され、ラフロイグが復活しないままアレスが煉獄皇や煉獄帝に変貌すると思うオレカバトラーもいたりする。つまり物語はオレカバトラーの様々な解釈に委ねられていると言えるだろう。