魔皇クジェスカ
まおうくじぇすか
水属性。クラス☆☆☆☆。悪魔族。
第5章のボスモンスターにして、氷を操る四皇帝の一人。
雪の結晶を模した杖を持つ、絶対零度の心をその身に宿す女帝。
海を全て氷付けにし、オレカ界を「永遠の美の世界」に変えることを目論む。
オレカバトルでは初にして唯一の女性のラスボス。そして、
その人物を魔王へと変貌させ、
その血を引く者たちの運命まで狂わせる「氷劇」を巻き起こした、
「魔海」の物語の全ての元凶である。
邪帝として解凍、もとい解禁された時の肩書きは「冷国の女王」。
オレカバトルに登場する魔王系モンスターの中でも、比較的入手までの道のりが険しいことでも有名だったが、新5章で緩和された。
魔皇クジェスカ
邪帝とは違い自分以外の敵味方の区別なくダメージを与える技を持っているため、とても扱いづらい。
- 魔皇の一撃
敵全体に自分の攻撃力の1.3倍のダメージを与える。
- ブラックルシアン
闇属性の魔法攻撃。
使用者以外の敵味方からランダムで単体に自分の攻撃力の3倍のダメージを与える。
- ブラッディメアリー
使用者を除く敵味方全体にダメージ。
女性モンスターに対してはダメージが上がる。
- ソルティドッグ
自軍の空きに「フェンリル」を召喚する。
ただし、フェンリルはかりモンとして扱われるので操作はできない。
魔皇クジェスカ
- ビエル・スニエク(EX)→白い雪(超EX)
敵全員の現時点での体力の半分ほどを削り、高確率で眠り状態を付加させる。
技の性質上、この技で敵を倒すことは出来ない。
ボスモンスターに対してはダメージ上限が設定されているため、一気に半分まで削ることは出来ない。
魔皇クジェスカ
(登場)「私は魔皇クジェスカ」
(カットイン(VS.マーメイドメロウ))「裏切り者よ、我が手から逃れられると思ったか!」
(勝利)「ははははは!この地をすべて凍りつかせるのだ!」
(戦闘不能(ボス戦))「お前たち、いずれ後悔する事となるよ…。」
名前の由来はポーランド産のウォッカである「クジェスカ」から。
専用技のブラックルシアン、ブラッディメアリー、ソルティドッグはいずれもウォッカベースのカクテルに由来する。
邪帝クジェスカの専用技のナッツクラッカー、スワンレイク、スリーピングビューティーはチャイコフスキー作曲バレエ音楽「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」に由来すると思われる。
かつてはそれぞれ、
魔皇はキャプテン・アズールとマーメイド・メロウを揃える(ただし、海賊アズールと人魚メロウは出してはならない)、
邪帝はキャプテン・アズールと怒の海賊アンカーを揃え、かつメロウを入れずに挑むことでしか、出てこなかった。
しかし、新5章では新たに雪戦士スノーとその仲間達が出てきたことで、
魔皇は、氷騎士スノーと手甲戦士ガイザーを揃えるだけで、
邪帝も氷海騎士スノーと俊足ジレットを揃えるだけで出てくる。
こちらは出現条件に少し手間はかかるも、戦力として申し分なく、さらに3体目は誰でもいいという点でかなり楽。
入手方法は、魔皇はバトルできれば勝敗関係なく出せるが、
邪帝は魔皇クジェスカLv10に加え、クリスタルグラス(魔皇クジェスカのレアドロップ)+邪ルコール(邪帝クジェスカのレアドロップ)という、各形態のレアドロップを要求する。
この出現条件と入手方法の地獄のような組み合わせこそが、入手までの道のりが険しい所以なのである。
しかし、新5章では大ボス「海王バローロ」のレアドロップ「禁断の呪宝」で代用できるようになった。
…あれ?禁断の呪宝ってまさか…
また、新5章の最終解禁では海王バローロの真の姿にしてラスボス「神海帝バローロ」のノーマルドロップ「深海クビレズタ」でも邪帝を入手できるようになった。
さらにさらに、オレカバトルの公式イベント『オレ最強大合戦』限定で、クジェスカのさらなる派生種「大魔皇クジェスカ」が手に入る。
この形態ではクジェスカが魔皇や邪帝で使っていた専用技が全て使えない代わりに、
- ナッツクラッカーに眠り特攻効果がついた「アイスバーグ」
- スリーピングビューティー以上の確率で敵味方全体を眠らせる「モスコミューズ」
- 自分以外の敵味方全体を攻撃するが、水属性にはダメージが少なくなる氷属性技「ホワイトルシアン」
- 自分含む味方水属性の魔法攻撃力を上昇させる「トワイス・アップ」(覚えるには特別なアイテムが必要)
を覚える。(他、「会心の一撃」を使える。)
まるで、魔皇と邪帝の折衷といったところである。
ちなみにこの形態、よく見ると左右で目の色が違うオッドアイである。
実はこのオッドアイは、オレカバトルの兄妹機における氷の女王に位置するドールの左右逆転版である。
さらに、この形態が手に入るオレカ大合戦が初めて行われた時期の初日、
幸か不幸か偶然か、現実世界でも記録的な大雪となったのだ。
何ということだ…。ここまで偶然が重なるとは、まさに奇跡である。
※ここから先はネタバレがあるので観覧は自己責任で。
かつての部下のプロフィールや一部の台詞に度々名前が出ていたが、彼女もソロモンプログラムの2ndサイン「アビス」に参戦する事が決まった。
なお、ダンテズ・レッドドラゴンと共に
自分に近い完璧主義な雪の女王も参戦する事が決まったが、彼女とのカットインはあるかは不明だが、
仮面を外して邪帝時の素顔になっていたり、大魔皇時と同じオッドアイになっていたりとほとんど彼女に近くなっていた。
なお、彼女の母親である事が明らかになった。
娘には美しい物には必ず厳しく守られるべき規則がある事を伝えていた。
なお、オッドアイになった彼女だが戦闘時は仮面を付けている。
そして、かつての部下が「クジェスカ様、可哀想な方…」って哀れんでいたが、その意味は?