概要
本編の主人公である日之本進の妻であるが、それと同時に本作における全ての元凶とも言える存在でもある。
仕事人間の進に愛想を尽かし、パチンコで300万円の借金を作った上に浮気、間男と失踪する。その後も男にモテまくり、大金持ちや板前など沢山の男から惚れられる。しかし相手に騙されたり、逆に相手を破滅させて逃げたり等で、誰とも結ばれなかった。最終的には進と復縁し、進の子ではない双子(知子と良子)を産む。
だが復縁してもパチンコ狂いが治らない進を見限り、借金取りに頼んで進の保険金殺人を企んだり、正式な離婚を要求したりする。
進が堕落している時は良妻賢母の顔を見せる一方、進が更生しようとすると破滅を運んでくるため、人呼んでクズのシーソーゲーム。自分が依存症でやらかしているのに他人事のように進に説教する姿は、まさにお前が言うなといわんばかりのブーメラン発言。
最終回ではパチンコを止めて立ち直ると誓った進を信じ、家族で田舎暮らしを始めるが…。
第30話の離婚届の表記によると生年月日は昭和36年3月8日のため、第1話時点で40代となるが、年代には設定ミスがあったようで、紙書籍版で進より年下に訂正された。