異世界迷宮でハーレムを
いせかいめいきゅうではーれむを
概要
著者 | 蘇我捨恥 |
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イラスト | 四季童子 |
レーベル | ヒーロー文庫 |
既刊 | 12巻(2022年現在) |
コミカライズ版
著者 | 蘇我捨恥 |
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イラスト | 氷樹一世 |
レーベル | 角川コミックス・エース |
既刊 | 7巻(2021年現在) |
2011年4月、オンライン小説投稿サイト『小説家になろう』にて連載を開始。
Web版は『異世界迷宮で奴隷ハーレムを』だったが、書籍化とコミカライズ版では今のタイトルに変更される。
ゲームだと思っていたら異世界に転移し、そこで奴隷ハーレムを築きながら迷宮を攻略していく物語。
いつもの異世界ものとは違う点は主人公がダンジョンなどで苦戦したり、奴隷がどんなものなのかなどの世界観の描写されているためやや血生臭いリアル向けな作品になっている。もちろんエロも豊富。
そして、2022年7月よりテレビアニメが放送。
制作会社はイヤーンなシーン定評のあるパッショーネ。
あらすじ
世の中に絶望してネットの世界を浮遊していた加賀道夫が、突然異世界に飛ばされていく。
しかもボーナスポイントを振ったおかげで最強の男に生まれ変わった道夫は、美少女のハーレムを築き、迷宮を攻略していく。
主な登場人物
加賀道夫 (CV:八代拓)
『自殺を思い留まらせるサイト』が実は『異世界移住支援サイト』だったために異世界転移してしまった青年。
取説もチュートリアルも無かったので、最初は異世界生活を手探りで四苦八苦しながら送っていた。
彼の最大の武器は転移時にリセマラで得たボーナスポイント99(最大値)とスキル「キャラクター再設定」。特に「キャラクター再設定」は普通なら不可能な「ジョブやスキルのやり直し」が出来るため、彼と彼の奴隷たちは試行錯誤しながらもどんどん強くなっていくこととなる。
初期に持っているチート武器『デュランダル』を持っているがそれに頼った戦い方をしない。
アラン(CV:三宅健太)
ベイルの町で商う奴隷商人。道夫とは最初の村で起きた事件で捕まえた男を犯罪奴隷として売却したことが縁で色々と関わることになる。
極めて良識的な人物であり、道夫にとって彼と会えた事は一番の幸運であったと言える(この世界の常識を教わる、ロクサーヌを買うように勧める等)。
ヒロイン
ロクサーヌ (CV:三上枝織)
犬耳としっぽがチャームポイントで、背中には種族特有の体毛がある。
奴隷として売られた理由は、実の両親を亡くした後に育ての親となっていた世話になっていた叔母が税金を払えなかったため。
従順かつ真面目(武士)な性格で、奴隷の自分にも優しく接するミチオに深い忠誠を誓う。売られる前から女奴隷特有のお仕事を了承済で、夜はウハウハである。
一方で自分が一番であることに強く拘る面があり、正妻ならぬ一番奴隷として後輩奴隷のまとめ役、指導役を担当している。武器・日用品を問わず物品に対しても強く拘る面があり、彼女と買い物をすると矢鱈と時間がかかる(道夫の鑑定スキルにも納得しないことすらある)。
ジョブは「獣戦士」→「騎士」兼「巫女」。
前衛担当で常人離れした回避力の持ち主だが、戦い好きで探索は常に強気なのが玉に瑕。また嗅覚が鋭く斥候役としても優秀。
コミック版の表紙のほぼ全てを飾っている、当作品の『顔』でもある。ファンアートの数もぶっちぎりで多い。
セリー (CV:井澤詩織)
16歳のドワーフ。ミチオの2人目の奴隷。
生まれつき老齢ドワーフの特徴である細い耳を持つ…つまり異世界基準では実年齢よりかなり老けており、非常に格安で購入された。
奴隷として売られた理由は、大怪我を負った兄の薬代を賄うため。兄は家族の大黒柱であり、幼妹と弟のために自ら身売りを志願している。
知識欲が旺盛で休日は図書館で迷宮の情報を仕入れており、パーティーの知恵袋。
「鍛冶師」の道を目指して断念した過去があるが、ミチオに買われた後に晴れて転職に成功。武器防具の製造、融合を担当している。戦闘での得物は槌もしくは槍。
実はとても髪が長い。そのため二つに纏めた髪が慣性でおかしな揺れ方をする。
コミック7巻の表紙を独占することに成功しており、ファンアートの数はロクサーヌに次いで多いという強者(人気的な意味で)。
ミリア (CV:黒木ほの香)
猫人族の少女。当初は共通語であるブラヒム語覚えておらず片言で話す。
お魚大好き。奴隷として売られた理由も禁漁区で魚を捕ったという自業自得なものである。
ジョブは「海女」→「暗殺者」。
ベスタ (CV:本泉莉奈)
竜人族の女性。ジョブは「竜騎士」で体力と防御力に優れる。
ルティナ (CV:井澤美香子)
エルフの女性。元セルマー伯爵家の長女。
父がクーデターで処刑され、自身も継承権剥奪のために無理やり奴隷に堕とされたという5人の中でも屈指の悲惨な境遇の持ち主。
ただし一方的な反乱ではなく、父が貴族の責務である迷宮討伐を怠っていたためでもある。ルティナにはたまったものではないが。
ジョブは「魔法使い」。