堕天作戦

だてんさくせん

堕天作戦とは突然現れた魔人と人間の対立を描く群衆劇である。登場人物のほとんどが主人公と深く関わり合わず、通行人のように振る舞う。

作品解説

科学文明が戦争により荒廃し、世紀末となった地球。銃などの兵器は基本的に存在せず、魔人は魔法を使い、人間は科学を使って戦争をしている。

主人公。魔人連合であるオーパス軍に捕らえられ、不死であるがために処刑を繰り返されていた。道具の様に扱われ精神を消耗して人間性を欠落させていたが、空に浮かぶとある星を見て覚醒する。不死の中でも脅威的な回復力と知性を持ち、狂言回しとしての役割を持つ。

研究好きの魔人。好奇心旺盛で研究の融通を効かせるために軍へ入隊した。魔人の幼体成熟であり、その体は未熟なままであり成人どころか思春期に至る事はない。

魔人と人間が共存する30万人弱の組織/国家。麻薬の製造や兵器の販売に携わり、他国からはテロ集団呼ばわりされているが、基本的にはこの組織が主軸となって物語が展開される。

オーパス、ダルカパル、ハイデラバードなどを囲む軍事連合。人間と敵対しており、上記を含めて合計八カ国ある。

『怪蟲』と呼ばれる生物兵器や、通信や攻撃などの幅の広い魔法などを使い人間と戦争をしている。

魔人の寿命スパンが短いせいか、科学の発展は著しくない。人間滅亡後の科学の退化を懸念する者もいる。

メイミョー技師団、クメル軍閥などを含む人間の軍事連合。

『鵺』と呼ばれる改造人間や、兵士を薬物中毒に陥らせて特攻兵を作り出している。主にメイミョーなどの国家は倫理観が欠如している。