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悪魔の紋章の編集履歴

2022-08-22 18:18:46 バージョン

悪魔の紋章

あくまのもんしょう

江戸川乱歩の推理小説。

概要

江戸川乱歩が、新潮社より刊行されていた雑誌「日の出」昭和十二年九月号から十三年十月号まで連載した推理小説。

物語は所謂復讐劇であり、三重螺旋の指紋をシンボルとする復讐者と、標的となった実業家に事件の解決を依頼された法医学者の攻防を中心に展開していく。


あらすじ

法医学者である宗像隆一郎博士の助手・木島が三重螺旋の指紋がついた靴箆と白紙の封書を残し何者かに毒殺された。木島助手は、製糖会社取締役川手庄太郎の依頼を受けた宗像の指示により、調査を行っていた。


川手はここ一か月余り身に覚えのない脅迫に晒され、警視庁に助けを求めたが一向に相手にされず、やむなく民間の探偵を雇うことにした。しかし、名探偵と名高い明智小五郎は海外出張中で日本に居なかった為、明智と並び称される名探偵・宗像博士に事件の解決を依頼したのである。


木島の死を知った警察はようやく重い腰を上げたものの時すでに遅く、川手の次女・雪子が殺され死体は菊人形にされ衆目に晒された。

木島の無念を晴らすべく宗像ともう一人の助手・小池は警察と共に川手の警護に当たるが、そんな彼らをあざ笑うように犯人は川手の長女・妙子を拉致。

その後、妙子の死体はお化け屋敷の中にある施設の中で発見され、犯人らしき妖しい人影を追った小池は射殺されてしまった。


警察と宗像を手玉に取った犯人はいよいよ本命である川手の命を狙う。果たして宗像は川手を守り、二人の助手の敵を討つことができるのか・・・・?

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