概要
正式名は、ヴァイル・ニエッナ＝リタント＝ランテ。
リタントの五代国王リリアノを伯母に持つ、十四歳の子供。一人称は「俺」。
額に継承者の印を有し、主人公と王位を競い合うことになるライバルである。
普段の性格は悪ガキそのもの。お付の侍従長の言いつけも無視したり、食料庫から酒をくすねたりする。
ただ、次王候補としての自覚はあり、分別は踏まえている。
活発な性格だが、内には不安に揺れる繊細さを秘めている。
仲が深まってくると、そんな一面も見えてくるだろう。
少年と少女の両面を合わせた、不思議なキャラクター性がヴァイルの魅力である。
2度のエンディング人気投票で、憎悪エンドはヴァイルのものが最も順位が高かった。しかしヴァイルは元々主人公を気にかけているため、真っ向から彼と対立する、通称じわじわ憎悪ルートは特に難易度が高い。
二つの性
主人公と同じくエンディングまで性別がない。
基本的に男になる予定だが、ルートと選択次第では女にもなる。
後の更新でエンディング後に成人したヴァイルの立ち絵が表示されるようになり、更にその後、新たな分岐が追加された。これにより「ヴァイルの好友（友情度）が高く、主人公が王にならない場合のタナッセ愛情エンド」にのみ、男性を選択したヴァイルが物語中に登場する。
関連イラスト
