概要
ピレジャー(ピリジャー、略奪者)はv1.14により追加された、邪悪な村人の一種である。
主なスポーン場所はオーバーワールドのランダムな場所に集団で出現する。この集団は略奪隊と言われており、ゲーム内時間がある程度経過すると夜間でたまに出現するようになる。
また、丸石とダークオークとシラカバの木材で出来ている塔のような前哨基地は彼らのメイン拠点であり、この基地の内部と周囲にもスポーンする。前哨基地ではダークオークで出来た牢屋にアイアンゴーレムが囚われていることもある。
攻撃方法はクロスボウによる射撃で、常に移動しながら射撃してくるスケルトンとは違い、一定距離まで近づくとその距離を維持しながら矢の装填を始め、装填が完了次第射撃してくる。邪悪な村人らしく、友好な村人やアイアンゴーレムにも敵対する。
装填中は隙だらけなのでその間を狙うと簡単に倒せる。そのため単体ではさほど脅威ではないが、集団で襲ってくる事が多いのでかなり厄介な敵である。距離的に矢を避けるのはほぼ不可能なので、少なくとも性能の良い防具でダメージを減らすようにはしておきたい。また、襲撃イベントでは難易度がノーマル以上だとラヴェジャーに乗って現れる事もある。
ドロップアイテムは基本的に手持ちのクロスボウと装填用の矢(統合版のみ、Java版ではドロップしない)のみで、邪悪な村人の中では唯一エメラルドを落とさない(未使用Mobを含むと、イリュージョナーもエメラルドを落とさないが)。
統合版では同じ邪悪な村人であるヴィンディケーターとエヴォーカーに誤射した場合、あちらが即座に敵対化して倒されてしまう。尚、ピレジャーは彼らから反撃を食らっても敵対化しない。
前哨基地では旗持ちのピレジャーキャプテンと呼ばれる個体がスポーンすることもある。プレイヤーがキャプテンを倒すと倒したプレイヤーに『不吉な予感』(統合版では『凶兆』)という状態を付与し、この状態のプレイヤーが村へ入ると襲撃イベントが発生する。プレイヤーの攻撃以外(他のピレジャーの誤射、クリーパーの爆発に巻き込まれる、など)でキャプテンが倒れた場合はこの状態が付与されない。
Java版の略奪隊では5人の邪悪な村人がスポーンするが、ピレジャー以外はヴィンディケーターがスポーンすることもあった。この集団にも旗持ちが1人おり、ヴィンディケーターが旗を持っていることもあったが後のアップデートでスポーンしなくなった。
統合版ではヴィンディケーターが自然デスポーンしなくなった関係で略奪隊の人数が最低2人~最大5人までと4人以下になる可能性があり、ヴィンディケーターが略奪隊としてスポーンする可能性があるのは難易度がハードの場合のみ発生し、ノーマル以下では略奪隊は常にピレジャーのみがスポーンするように変更されている。
このため、旗持ちがヴィンディケーターになる可能性があるのも難易度がハードの場合のみとなっている。旗持ちを倒すと不吉な予感(凶兆)が付与されるのは共通している。
…が、ver.1.18.0でハードでもスポーンしなくなった。そのため現在はJAVA版、統合版ともにピレジャーのみがスポーンするようになっている。
なお、不吉な予感(凶兆)はプレイヤーに付与されるステータス効果の一種で、これはバケツでウシから採れるミルクを飲むと即座に解除出来る。村の襲撃イベントをクリアするのは難しいので、どうしても村人を守りたい場合は基本的に襲撃イベントをそもそも起こさせないようにする方が無難と言える。