「止められるのは私だけ……!」
この項目は、コミックス最新刊以降の内容を含みます。 |
---|
カキン帝国の第四王子ツェリードニヒ=ホイコーロに使える私設兵。
小柄な金髪の女性で、前髪を独特な形で頭上のカチューシャで留めているのが見た目上の特徴。
試験を通過したハンター準協会員で念能力者。放出系能力者と言われているが詳細は不明。
私設兵の立場ではあるが、それ故に主であるツェリードニヒの悪魔的な本性を身近で理解しており
王子が念能力を習得する事で、彼の持つ「悪のポテンシャル」が周囲に甚大な被害を及ぼす事について、いち早く危惧を抱いている。
私設兵の同僚で同じく念能力者であるサルコフと相談の上で、ツェリードニヒ相手に念の指南役を務める事を決意
その過程で王子の念能力を少しでも安全な方向に導こうと対峙するが、彼に発現した異様な守護霊獣の姿を見て、自らの想定があまりに甘かった事を思い知り、念能力を獲得する前の段階でツェリードニヒを殺害する事を決意する。
修行の途中でツェリードニヒに偽証を働いた事で、彼の守護霊獣の能力による「マーキング」を頬に刻まれる。
その後四大行の「絶」の指南中、これを好機と見て銃による暗殺を実行に移すが、既に修得していた王子の念能力「刹那の10秒」によって失敗に終わる。
その際にツェリードニヒの守護霊獣による二度目の攻撃を受け昏倒、次に目覚めた時には傷口から更なる印が拡大し、看病していたサルコフから、このまま今の状況を続けていれば「死より残酷な罰が待っている」と警告され、指南役を交代する事となった。
現在は直接の指南に当たらず、裏で王子への対策を思案中と考えられるが、一連の騒動の中でツェリードニヒから「裏表のある女って可愛いよな♡」と執着されるに至り、その毒牙から逃れる事が出来るのか、今後の展開が待たれる。