「オレ以外の豚屑が国王になるなど論外!! 論外なのだ!!!」
タグはツェリードニヒのものもある。
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概要
暗黒大陸編で初登場したカキン帝国の第四王子。
父は国王ナスビ=ホイコーロ、母は正室ウンマ。
第1王子ベンジャミンは同腹の兄だが、関係は険悪。
緋の眼の最後の所有者であり、大量の目を映した動画を闇サイトに投稿した人物。
十二支ん、ワブル王子の護衛としてＢ・Ｗ号に乗船したクラピカの標的である。
カキン系三大マフィアの一つ・エイ＝イ一家のケツモチをしているが、現組長モレナ=プルードとの関係は悪い。
性格
「ブタやサルの皮剥ぐだけならただの解体じゃん？ オレが求めてるのは前途ある若者が極限状態下で産み出す総合芸術なわけよ」
単なる人体収集に留まらず、所有するホテルに連れ込んだ若い女性を解体するスナッフマニアであり闇の支配人のような人物。
残虐な嗜好を持つ一方で、表では知的かつスマートに振る舞っており無知を激しく侮蔑している。
また、一度手に入れると決めた物に対する執着心も凄まじく、その為に必要となる「過程」を迷わずに受け入れようとするばかりか、今の自分自身に出来る事や限界を冷静に分析した上で、決して楽観視はせずに過程を絶対にやり遂げようとする忍耐力までも持ち合わせている。「天才的な頭脳と念能力の素質を持つ事に加えて努力家」という規格外ぶりには、その光景を目の当たりにしたサルコフからも内心「自分への見積もりが…根本的に違う!!」、「おそらくこいつは…有言実行でやり遂げる!!」と戦慄させている。
王位継承戦
暗黒大陸渡航の船内で生き残った1名を次期国王とする王位継承戦にも自信と余裕をもって臨んでおり、警備兵5人全員がハンター試験を潜り抜けて乗船している。
ただし、上位の王子達（ベンジャミンやカミーラ）と違い念能力のことを全く知らなかったというハンデを背負っている。
念の才能
クラピカの"ネンジュウ"に関する船内アナウンスを契機に念能力の存在を知り、習得に取り組み始めた。
私設兵のテータは王子の邪念と「悪のポテンシャル」を危惧して修業の妨害を画策するが、稀有な才能と驚異的な成長スピードを目の当たりにする。
王子が無自覚に生み出したおぞましい念獣を見たテータは無理心中の決意を固め"絶"の修業中に守護霊獣が消えるタイミングで発砲するが、"絶"を機に発現した能力"刹那の10秒"によって回避され、守護霊獣の警告を受けてしまった。
念能力
特質系に属する念能力者。
テータの指導のもと水見式を行うと、水が異臭を放って泡立ち、同時に葉が溶け出すという禍々しい変化が見られた。
刹那の10秒
目を閉じて"絶"を行うと発動する能力で、一瞬の間に10秒先までの予知夢を見ることができる。
予知夢を見た後に自身が行動を変えても他者はそれを認識することができず、全く予知夢の通りに振る舞う。予知夢を使いながらツェリードニヒ本人は動き続ける事が可能である。もしベンズナイフや殺傷製の銃を持っていた場合は攻撃にも転換出来る優れた能力である。
"刹那の10秒"後も絶を続けると更に先の未来を見続けることができ、同時に動き始めた現実の「最初の10秒間」の行動も変えることができる。
特質系の念獣
四大行の修行中に本能が無自覚に産み出したおぞましい姿の念獣。
守護霊獣、人面の孤馬
人間の女のような顔を持つ異形の馬。
本人の歪な精神を反映させたかのような不気味な姿と存在感であり、念能力者である部下のテータさえも戦慄させている。
「次ニ 王子ノ質問ニ偽リデ答エレバ オ前ハ人間デナクナル」
①王子に嘘をついた相手に傷のマーキングをする
②言葉と印で警告する
③警告に反すれば人でなくなり、王子の手駒に加わる
