「このベンジャミンが責任を持って枝打ちし‼︎
カキンの大樹を守る事この場で誓いまする‼︎」
この項目は、コミックス最新刊以降の内容を含みます。 |
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概要
王位継承戦編で初登場したカキン帝国の第一王子。
父は国王ナスビ=ホイコーロ、母は正室ウンマ。
第4王子ツェリードニヒ=ホイコーロは同腹の弟である。
人物
初登場ではツェリードニヒと通話しながらライオンを裸絞めで殺していた。
王国の軍事最高副顧問という実権を有しており、私設兵は国王軍と同等の権限を持つなど政治力・戦力ともに他の王子に一歩先んじている。
壺中卵の儀の前から念を習得しており、部下の私設兵達も念能力者である。
性格
一人称は「オレ様」。
自らが次期国王であると信じて疑わない自信家で、最も積極的に他の王子の抹殺を企てている。
特に弟のツェリードニヒ=ホイコーロとは兄弟唯一の同腹でありながら仲は最悪であり、継承戦正式発表前に「直々に処分する」と自ら宣言するほど。
最短の道を好むため脳筋と誤解されやすいが、部下の進言も冷静に組み入れる判断力を併せ持つことから、王に相応しいのは「剛柔相備わる彼唯一人」であると側近のバルサミルコからは評されている。
私設兵
私設兵団には15名が所属し、各自が継承戦以前から念能力を有している。
先述の通り国王軍の正規兵と同等の権限を持っており、全員が軍学校を卒業したエリートで構成される。
- バルサミルコ=マイト
私設兵を束ねるスキンヘッドの参謀。曹長。
- ビンセント
王室警護兵として1014号室に送られた最初の刺客。クラピカが念による自白の強要を匂わせると服毒し、死亡。能力名は"虚空拳(エアブロウ)"。某お笑い芸人ではない。
- バビマイナ
1014号室に送られた第2の刺客で、任務は諜報と暗殺計画の立案。部屋全体を覆う程の"円"を使う。カウンター型の念能力を持っているらしい。オイト王妃の心労を慮り円を解除するなどの配慮もできる人格者。
- ヒュリコフ
クラピカによる念の講習会に参加した、1014号室への第3の刺客。経験と観察力によって念能力者やその系統を見極めるスキルを持つ。
- ムッセ
1002号室、カミーラの監視担当。「第一王子を殺しに行く」と言うカミーラを射殺するも、死後発動する迎撃型の念獣"百万回生きた猫(ネコノナマエ)"により死亡。諜報用の念能力"裏窓の鳥(シークレットウィンドウ)"はベンジャミンに引き継がれた。
- コベントバ
1003号室、チョウライの監視担当。守護霊獣の生み出した最初のコインを手に入れている。
- ブッチ
1005号室、ツベッパの監視担当。
- オラーウ
1006号室、タイソンの監視担当
- カンジドル
1007号室、ルズールスの監視担当。
- リハン
1008号室、サレサレの監視担当。敵の能力を正確に予測する事で天敵となる念獣を育てる能力"異邦人(プレデター)"を使う。サレサレの守護霊獣の捕食に成功した。
- シカク
1009号室、ハルケンブルクの監視担当。念能力"遊戯王(カルドセプト)"は敵の能力をカード化して入手するらしいが、ハルケンブルクの矢には無力であった。そのまま射抜かれて部下のスミドリに肉体を乗っ取られ、1007号室の前で自らの頭を拳銃で撃ち抜き死亡した。
- ビクト
シカクの後任で1009号室に送られた。攻防相まった技"表裏一体(タックルシールド)"を使うが、シカク同様ハルケンブルクの矢によって肉体を乗っ取られた。
- ウショウヒ
1011号室、フウゲツの監視担当。後に守護霊獣を無力化したリハンと交代し、サレサレの暗殺に成功。私設兵の中で最も暗殺向きな能力"殺人を無罪にする方法"を持つ。念による蚊のような物体"虫射球(ニードルボール)"を使うが詳細は不明。
念能力
ライオンを素手で絞め殺す、至近距離からの銃撃に無傷など高い基礎戦闘力を有している。
星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)
自分に忠誠を誓った念能力者が死ぬと、その能力を受け継ぐことができる。
ただし、譲渡資格を有するのはカキン国王軍学校を卒業してベンジャミンの私設兵団に属している者に限られる。
死んだ臣下の能力を受け継ぐと掌の指の付け根にある★マークにオーラが宿る。
守護霊獣
昆虫人間のような姿で、ベンジャミンの両肩に乗り歯を剥き出しにしている。
能力は不明。
余談
名前の響きが実在の海賊ベンジャミン・ホーニゴールドと似ている