概要
「マーキング」(marking)とは、目印を付けること、標識をつけることである。
マーキングは、「物」「場所」「生物」の3つに分けることができ、意味も多少異なる。
物に
「物」の場合は、自分が所持している物の中でも良く使う物を把握するために使う。目印になるものなら何でもいい。ただし、メインの物より小さいものが基本である。例えば財布にキーホルダー、本にシールを貼る。この場合見える位置、あるいは自分が見る位置にあることが条件である。
場所に
「場所」の場合は、自分の縄張りを主張するために使う。公共の物に落書きをする人の心理がこれである。合法的な手段として(場所によっては禁止されているが)千社張り札という手段がある。動物の場合、尿や糞、体臭をその場所に撒いて縄張りを主張する。動物の尿や糞、体臭には動物専門のフェロモンが含まれており、情報共有をすることにより縄張りを主張する。ちなみに、勉強でノートなどにペンで線を引く行為は、場所(ページ数など)を示すためこれに該当する。
生物に
「生物」の場合は、自分がその生物を独占するために使う。犬が飼い主に尿をかけたり、顔面を舐めまわして、唾液でベトベトにする。猫が飼い主に体をこすりつける。「大好きな飼い主は私のもの」と言うメッセージがこめられています。これが元で、エロアニメ、ラブコメ、現代の若者、風俗で使われるようになった。人の場合は(主に女性から男性)、体にすりすり、ボディタッチなどが使われ、風俗、エロアニメでは唾液、体中にキス、耳舐めなどが使われる。
注意
公式大会において、マーキングによるイカサマは禁じられている。たとえそれが1デッキに複数のスリーブを使ったものであったとしても。