幽冥楼閣の亡霊少女(東方ロストワード)

かのよにじょうのなきがら

東方Project公認の二次創作ゲーム「東方ロストワード」に登場する「幽冥楼閣の亡霊少女」とは、同ゲームに登場する幽々子、またはとある並行世界の幽々子の二つ名である。

「あら、貴方。少し『春』を持っているみたいね。ぜひそれを私に譲ってくれないかしら。私は白玉楼中の亡霊、西行寺幽々子と申します。うちの妖怪桜、西行妖の封印を解いて、すっご～く満開にしたいの。」

曖昧さ回避

原作における「幽冥楼閣の亡霊少女」はこちらを参照。→幽冥楼閣の亡霊少女

幽冥楼閣の亡霊少女とは、東方ロストワードにおける幽々子の二つ名だが、同時に同作品におけるパラレルワールドの幽々子の二つ名となっている。この記事では主に後者の方を指す。

冬が終わらない世界の西行寺幽々子。彼女の世界では春雪異変が長期化していて、幻想郷では雪が降り続けて春が来ない状態、冥界では西行妖が無限に満開に近づき続けているらしい。

冥界の管理を任された亡霊である西行寺幽々子は、「幻想郷の冬が終わらなくなる異変」……後に春雪異変と呼ばれる異変を起こした黒幕であり、相当な逸脱をしている世界ではない限り、この異変を起こす運命にある。

春雪異変は本来『終わる条件』が2つあり、1つは「幻想郷が春を取り戻し、幽々子の野望が潰(つい)えること」、そしてもう1つは「幽々子が春を集めきって願いを叶えること（西行妖が満開になり、その下にいる者が目覚めること）」。

原作では博麗霊夢・霧雨魔理沙・十六夜咲夜によって前者の解決法がとられている。

しかしこの幽々子のいる世界では『あと少しで春を集めきりそうなのに、いくら集めても西行妖が満開にならない』状況で、この2つの条件を満たさないまま時間が経過している。

同じ世界に住む紫によると、異変の影響で幻想郷は『気候的な寒さ』と『精神的な緊迫』、冥界は『気候的な暖かさ』と『精神的な弛緩(しかん)』が強い傾向を持っているらしく、そこに住む者たちはその『気質』によって変化しているようにも見える。

幽々子もその例外ではなく、どこか"ゆるふわ"な言動に変化している。

『紅魔塔』220階のストーリーで先行登場しているが、現在のところ詳細は不明。

拡散ショットは3回目の通常弾幕、集中ショットは4回目の通常弾幕の再現。採用されたスペルカードは、原作ではどちらもLunatic限定。

気質は『大雪』。

スキル1と3の名前はそれぞれ四字熟語「豪華絢爛」「百花繚乱」のもじり。