七色の人形使い(東方ロストワード)
にんぎょうそかいのよる
「アリス・マーガトロイド。森の魔法使いにして人形師。……説明は不要よ。私は状況を正確に把握している。即ちここが私の住んでいた世界ではないこと、縁の糸に引かれて召喚されたことを知っている。」
「おいで人形たち 春を探しに行きましょう 春を盗んだ不届き者に 相応しい命運を下すため」
原作における「七色の人形使い」は該当記事を参照してください。
L1世界線のアリスとの混同を防ぐため、この記事では主にA7世界線のアリスのことを指す。
実装形態 | 恒常 |
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式 | 技巧式 |
気質 | 雹 |
拡散 | スペクトルミステリー |
集中 | 上海人形 |
スペカ1 | 紅符『和蘭人形』 |
スペカ2 | 偵符『シーカードールズ』 |
ラスワ | 『グランギニョル座の怪人』 |
冬が終わらない世界のアリス・マーガトロイド。
本来のアリスは冬の終わらない異変の原因と首謀者に心当たりがあるかのような素振りを見せていた(もしくは本当に知っていた)が、この世界線のアリスは異変を長期化に導いている要因と関係ある可能性があるらしい…?
メインストーリーに登場するかは現在のところ未定。
容姿については、L1世界線(以下、”通常”とする)のアリスの容姿が東方永夜抄がベースだったのに対して、こちらのアリスは妖々夢の立ち絵をベースとしている(そのため、少し通称のほうよりふとましくなっている)。人形も通常のアリスのものとはデザインが大きく異なり、妖々夢のドット絵準拠のデザインで描かれている。
実装形態 | フェス限定 |
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式 | 速攻式 |
拡散 | 上海人形&蓬莱人形 |
集中 | オルレアン人形 |
スペカ1 | 操符『乙女文楽』 |
スペカ2 | 咒詛『首吊り蓬莱人形』 |
ラスワ | 『グランギニョル座の怪人 春の幕』 |
2022年3月24日開催に開催された『手土産は旧友の命 フェス』で実装された。
ステータスは防御力が低く設定されている代わりに、攻撃力と速力に振られていて、基本的には速力を攻撃力に上乗せして火力を上げて戦うスタイルになっている。
スキル2で相手単体に結界異常「帯電」と「燃焼」を2枚付与した後、スペルカード「操符『乙女文楽』」を使うことで単独で結界ブレイクのコンボを狙える。ほかにも自分への陰攻バフ、霊力確保、命中バフ、相手の陰防デバフ、そして豊富な属性弾などを備えている。特にメインウェポンの斬裂弾(速力の□%を攻撃力に上乗せしてダメージ計算を行う)に関わる速力は限界(10段階)まで上げられる。
一番の特徴としては能力で結界異常「帯電」にかからないため「帯電」によるスタン(ターン中行動不可能)が発生しない。『絵札』を回収できる探索のほとんどを安定して周回できる。
妖々夢のアリスのテーマ曲は、まらしぃの「人形裁判」。原曲は「人形裁判 ~ 人の形弄びし少女」。
ショットの弾幕は、恐らく中ボスとして登場した時の弾幕を再現していると思われる。操符「乙女文楽」は中ボス戦一枚目のHard以上のスペルカード、咒詛「首吊り蓬莱人形(首吊りの蓬莱人形)」はLunatic限定のスペルカード。
- 「全く、頭の中が春なやつばかりなんだから。」(「風下に寂れた神社があるわ。そこに頭が春っぽい巫女が住んでるから、そいつに違いないわ。」(自機:十六夜咲夜)、「どれだけ、あなたの頭が春なのかの度合いよ。」(自機:博麗霊夢))
- 「あなたたち、自分の心配をしなさいな。」(「他人の心配する位なら自分の心配したら?」(自機:十六夜咲夜))
- 「貴方の命が手土産よ!」(「ちょっと! 折角、旧友と出あったと言うのに、手土産はあんたの命だけかい?」(自機:博麗霊夢))
- 「私を…普通の人間と一緒にしないでよ!」(「私を普通の人間と一緒にしないでよ。」(自機:霧雨魔理沙))
- 「魔界に封じられた大魔法使い?貴方、面白いことに目をつけるのね。一口に魔界といっても広大だけど、そういう話はたしか…」
気質は『氷雨』。氷雨は空から氷の粒が降る気象現象で、このうち5mm以上のものを雹(ひょう)、5mm未満のものを霰(あられ)と呼ぶ。
スキル名、特性、ショットには様々な人形の名前が並んでいる。全て「妖々夢」で披露したスペルカードの名前を冠しているが、使い魔なのか人形の種類なのかは原作同様不明である。
- スキル1「和蘭人形」・・・紅符「紅毛の和蘭人形」
- スキル2「倫敦人形」・・・闇符「霧の倫敦人形」
- スキル3「京人形」・・・雅符「春の京人形」
- 特性1「露西亜人形」・・・白符「白亜の露西亜人形」
- 特性2「仏蘭西人形」・・・蒼符「博愛の仏蘭西人形」
- 特性3「西蔵人形」・・・闇符「輪廻の西蔵人形」
- 拡散ショット「上海人形&蓬莱人形」・・・咒詛「魔彩光の上海人形」、咒詛「首吊り蓬莱人形」
- 集中ショット「オルレアン人形」・・・蒼符「博愛のオルレアン人形」
また、咒詛『首吊り蓬莱人形』のバレット名は、CD-R版の『蓬莱人形』のストーリーが元ネタ。
- 「正直人形たち」・・・「僕ら正直村はもともと八人だけだったのだ。」
- 「好奇心人形・早起き人形」・・・最も好奇心の高い僕、最も早起きな僕
- 「美しい人形・幼い人形」・・・最も美しいボク、最も幼い僕
- 「臆病人形・聡明人形」・・・最も臆病な僕、最も聡明な僕
- 「大人人形・警戒人形」・・・最も大人びた僕、最も警戒心の強い僕
- 「消えた人形たち」・・・「そして正直者は全員消えた。」
スペルカード発動前の口上は、その中での『永遠の巫女』でのストーリーを意識したものになっている。
- 「貴方も私もあの人も八人全て正直者 そして首吊り もう誰もいない」