奇妙な魔法使い(東方ロストワード)
きみょうなまほうつかい
「ああ、私? そうだな、博麗霊夢、巫女だぜ。……なんだ、霊夢と知り合いか。このネタは別の機会に取っておこう。この辺は霧が全然無いみたいだが、何があったんだ?」
「物凄いスペカを閃きそうなんだ いつか近い内にモノにしてみせるぜ」
原作の「奇妙な魔法使い」は該当記事を参照。
東方ロストワードのストーリーに登場する別世界の霧雨魔理沙。原作である東方Project第6弾の作品「東方紅魔郷」準拠の容姿となっており、いわゆる「2周目キャラ」とも言われている。
この世界の魔理沙も霊夢と同じく、なぜか紅霧異変を解決できていない。
汎異記号は「A6」、気質は『雨』。6の数字は本来は逸脱度(例外的な要素の多さを表す数字)を表すものだが、この場合は「A世界団の中の6番目」という意味を表している。
霧雨魔理沙、Z1世界の魔理沙(リンク先ネタバレ注意!)、B3世界の魔理沙も合わせるとプレイアブル化した”東方ロストワードにおける霧雨魔理沙”はこれで4人目。
実装形態 | フェス限定 |
---|---|
式 | 速攻式 |
拡散 | [紅]イリュージョンレーザー |
集中 | [紅]マジックミサイル |
スペカ1 | 魔符『スターダストレヴァリエ』 |
スペカ2 | 恋符『プロトスパーク』 |
ラスワ | 『プロトタイプ・ブレイジングスター』 |
2021年11月5日にてフェス限定キャラとして幽玄の剣聖の復刻ガチャ開催と同時に実装された。
性能はかなり強力なのだが、フェス限定キャラであるため入手期間が限られている。しかし、フェス限定キャラであるため育成に「天形代」を必要としない。突破に必要な「人形代」は無課金でも毎週課題をこなせば手に入れることができるため、育成が簡単。
ラストワード「プロトタイプ・ブレイジングスター」は通常の魔理沙とは違い、星/水属性の全体攻撃。周回向きの性能としてもばっちり。
ラスワ以外のスペカ、拡散・集中ショットのモーションは、原作における東方紅魔郷の時のショットのモーションの再現となっている。
紅魔郷の魔理沙のテーマ曲は、flap+frogの「starlight」。原曲は、「星の器 ~ Casket of Star」。
恋色マスタースパークではなく星の器のアレンジが採用されているのは、「東方幻想郷」において少女綺想曲と対の関係であることと「紅魔郷」時点での魔理沙の最新のテーマ曲であることを意識していると思われる。
紅魔郷の霊夢と同じく大半の台詞が「東方紅魔郷」からのものとなっている。容姿も「エプロンのようなもの着けて、魔法使いだかなんだか分からなくなって」いるようになっている。
- 「どこもかしこも、変な奴しかいないなぁ(wave進行時)」「しかも目の前には、変な奴ばっかりときた。さっきのとは別のやつだな?(第1章EX2)」(元ネタとなった台詞は「わたしは夜は嫌いだけどな。変な奴しかいないし。」。変な奴って誰のことよ。)
- 「いっぱいいっぱいなんだろ?(グレイス時)」(紅魔郷2面ボス相手に放った台詞のひとつでもある。)
- 「逃すぜ。(グレイズ発動時)」(3面中ボス戦闘後の台詞そのまま。)
- 「普通の人間だろうが、吸血鬼だろうが、この私が成敗してくれるわ(勝利時)」「ここで成敗してくれるわ!(ブースト時)」(3面ボス戦闘前の台詞を意識したと思われる。)
- 「こいつは本気で性に合わないわ。(敗北時)」(3面をクリアした後の台詞(「やっぱり普通の人と戦うのは、私の性にあわないわ。」)が元。絶対うそだ~。)
- 「出来るぜ。(コマンド)」(メイドとの会話中の「出来ないぜ。」が元となったと思われる。)
- 「そうします(コマンド)」(Easyにおいて5面ボスを倒した時の台詞。)
- 「悪寒が走るほどの妖気、一体何者だ?(戦闘開始時)」(6面ボス戦闘前のうち、最初の「いるいる 悪寒が走るわ、この妖気」という台詞が元ネタ。)
- 「お腹がすいたぜ…」(同じく6面ボスとの会話が元ネタ。「そうだな、私はお腹がすいたぜ。」……食べてもいいのよ?)
- 「涼しい夜になりそうだな」(吸血鬼のお嬢様との戦闘直前の台詞。対してレミリアの方は「暑い夜になりそうね」。)
- 「ああ、私?そうだな、博麗霊夢、巫女だぜ。・・・なんだ、霊夢と知り合いか。このネタは別の機会に取っておこう。(自己紹介時)」(「ああ、私?そうだな、博麗霊夢、巫女だぜ。」は原作では吸血鬼の妹相手に自己紹介した時の台詞。看護婦の方が良かったのか?)
- 「いくら出す?」「コイン一個かよ!」(どちらもスキル発動時の台詞。同じく妹様との会話中の台詞が元ネタ。ちなみに「コインいっこ」はフランの台詞。)
- 「毎回、闇の妖怪から始まるんだが、最終的にはメイドでしくじるんだよな。落ち着いて紅魔館を家探しできる日は、いつになるのやら。」(前半は、プレイヤーの立場の台詞ともとれる。)
- 「メイドの向こうに吸血鬼のお嬢様が控えてるのは分かってるんだがよ。メイドとの勝負が終わると、どうも疲れちまってなー。」
- 「調子が悪いと、闇の妖怪や氷精にやられることもある。そんときは一旦休んで仕切り直しだ。そもそも……あいつら異様に強いんだよ。」
- 「しくじったぜ、また神社からやり直しか~」
また、ボイス名も
- ボイス1「美味しい本泥棒程度の声」
→「わぁ、本がいっぱいだぁ。後で、さっくり貰っていこ。」「私は美味しいぜ。」
(STAGE4 暗闇の館 ~ Save the mind.)
CV:高橋李依
- ボイス2「恋愛係のメイド?程度の声」
→咲夜「で?あなたもこの館に雇われたのかしら?」「じゃぁ、何係?恋愛係?」
(STAGE5 紅い月に瀟洒な従者を)
CV:伊藤美来
- ボイス3「涼しい夜になる程度の声」
→「涼しい夜になりそうだな」
(FINAL STAGE エリュシオンに血の雨)
CV:内田真礼
となっている。
第1章EX2「異変時空の片隅で」では、本人ではないものの本人と同じ姿、記憶、能力を持った『複霊』として登場。
足が生えたホウキといった(「ファンタジア」を彷彿とさせる)”使い魔”を引き連れて主人公たちを成敗するべく攻撃した。
とあるキャラに適性がある絵札「弾幕の裏側:霊夢編」をドロップする高難易度の探索に複霊ボスとして登場。
紅夢の魔女、バカンスの魔法使い・・・メインストーリーに登場する並行世界の存在。前者はこの魔理沙とは反対にレミリアを完敗にまで追い込んでいる。
月戦型エンチャンター・・・秘封ロストワードに登場する別世界の霧雨魔理沙。