「姉さ~ん。リリカ~。全く、どこで迷ってるのかな。……あっ、霧が晴れた。無事な場所がまだあったのね。ところで、可愛い可愛い君はだあれ?えっ、私の臨時バイトの助っ人?助かる~!私はメルラン・プリズムリバー。普段は管楽奏者な騒霊お姉さんだけど、今は霊道ミステリハンターよ。OK?うん!それじゃあ一緒に、ハッピーでゴー!」
概要
東方ロストワードに登場する、紅い霧に包まれた世界のメルラン・プリズムリバー。
この世界のプリズムリバー三姉妹は、幽々子や四季映姫から長すぎる異変の調査を依頼されている。別の世界(並行世界ではなく夢の世界などの別空間)を渡った後の調査結果は音楽のスペルカードルールを用いて記録している様子。
さらに、音楽の力で異界を渡ることができることにきづいているようだが……。
原作同様、霧の湖の辺りに建つ廃洋館に住んでいて、紅魔館とは近所関係にあたる。そのため魔力を帯びた紅い霧のせいで、楽器が傷んだり幽霊楽器の扱いが難しくなったりと苦労している。
容姿は服装以外L1のメルランと比べても大きな変化は無く、ベレー帽や丈が長めのスカート、チルノや大妖精と同様の靴下が特徴。しかし霧で湿っているのかトランペットの色が濃くなっている。
汎異記号は「A6」。
プレイアブル化
実装形態 | フェス限定 |
---|---|
式 | 攻撃式 |
気質 | 温暖型閉塞前線 |
拡散 | [紅]リバーサイドソング |
集中 | [紅]トランペットソウル |
スペカ1 | 『紅夢独奏曲第三番・管奏』 |
スペカ2 | 『紅夢奇想曲第一番・躁』 |
ラスワ | 『紅夢協奏曲第二番・クリムゾン』 |
テーマ曲
紅霧異変が長期化する世界のメルランのテーマ曲は、IRON ATTACK!の「Phantom Phannk Orchestra」。原曲は「幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble」。
※4:19から。
余談
気質は『温暖型閉塞前線』。温暖前線側の寒気の温度が低いために寒冷前線側の寒気が上へ押し上がることで、温暖前線面に沿って形成される閉塞前線のこと。
小ネタ
BGM
スキル
- スキル1「グリスアップ」・・・グリッサンド奏法のうち、音階が上へ上がってく奏法のこと。反対に下に下がることをグリスダウンと言う。
- スキル2「グロウ」・・・トランペットやサックスで使われる特殊な奏法。喉の奥でグルグルといった低い音を立てながら楽器を吹く。
- スキル3「ハーフバルブ」・・・トランペットのピストンを半分ぐらい押しながら、あえて曖昧な音程音質を出す演奏方法。
ショット・スペルカード
ショットは東方花映塚におけるチャージアタックとエキストラアタックからの採用。
スペルカード1の「紅夢独奏曲第三番・管奏」は冥管「ゴーストクリフォード」のアレンジ。
「管奏」は管楽器で演奏することから。
独奏曲(ソロ)は一人で演奏する曲のことで、冥管「ゴーストクリフォード」は東方妖々夢の中で唯一メルランが単独で使うスペルカードである。
スペルカード2の「紅夢奇想曲第一番・躁」は騒符「ソウルゴーハッピー」のアレンジ。ソウルゴーハッピーの弾幕の後にルナサの騒符「ノイズメランコリー」とリリカの騒符「ソウルノイズフロー」のような弾幕が放たれる。
「躁」はメルランが気持ちを高揚させる(躁状態にする)音を出すことに由来しており、メルランの音の影響を受けすぎると精神が高揚し過ぎて、突然踊り出したりまともに会話が出来なくなったりする。
奇想曲(カプリッチョ)は形式に囚われない快活で諧謔的な楽曲のことで、騒符「ソウルゴーハッピー」は東方花映塚におけるレベル3のチャージアタックで発動する。
ラストワードは三姉妹の合同スペカである大合葬「霊車コンチェルトグロッソ怪」のアレンジ。
協奏曲(コンチェルト)は一つまたは複数の独奏楽器(群)と管弦楽によって演奏される多楽章からなる楽曲のこと。協奏曲の中にはトランペット協奏曲というジャンルも存在している。
「クリムゾン」は色名のクリムゾン(クリムゾンレッド)(濃く明るい赤色)のことで、深い赤色をした虫を意味するアラビア語が由来とされている。
ちなみに東方妖々夢のメルランは大合葬「霊車コンチェルトグロッソ」でメルランが暴走する(合葬「プリズムコンチェルト」/騒葬「スティジャンリバーサイド」の動きが引き継がれる)バグでも有名。それと「躁病の気」から二次創作においてメルラン暴走ネタが出てきたのはまた別のお話。
CV
CVを担当する門脇舞以氏はアールグレイの『DOKIDOKIディスク』にて古明地こいしを担当している。
その為、『こんなネタ』が…。