「私はリリカ・プリズムリバー。普段は騒霊楽団だけど、今は一味違う。なんと異変調査特派員なのだ~。……知らない?そっかあ。でも決めたから。君は私に協力する!いいよね?」
概要
東方ロストワードに登場する、紅い霧に包まれた世界のリリカ・プリズムリバー。
この世界のプリズムリバー三姉妹は、幽々子や四季映姫から長すぎる異変の調査を依頼されている。別の世界(並行世界ではなく夢の世界などの別空間)を渡った後の調査結果は音楽のスペルカードルールを用いて記録している様子。
さらに、音楽の力で異界を渡ることができることにきづいているようだが……。
原作同様、霧の湖の辺りに建つ廃洋館に住んでいて、紅魔館とは近所関係にあたる。そのため魔力を帯びた紅い霧のせいで、楽器が傷んだり幽霊楽器の扱いが難しくなったりと苦労している。
容姿は服装以外L1のリリカと比べても大きな変化は無く、ベレー帽や丈が長めのスカート、チルノや大妖精と同様の靴下が特徴。しかし紅い霧の影響かは不明だが、原作では黒だったキーボードの色が赤色になっている。
汎異記号は「A6」。
プレイアブル化
実装形態 | フェス限定 |
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式 | 速攻式 |
気質 | 中立型閉塞前線 |
拡散 | [紅]キーボード霊 |
集中 | [紅]ファントムノイズ |
スペカ1 | 『紅夢独奏曲第一番・鍵奏』 |
スペカ2 | 『紅夢奇想曲第二番・幻』 |
ラスワ | 『紅夢協奏曲第三番・ベゴニア』 |
テーマ曲
紅霧異変が長期化する世界のリリカのテーマ曲は、紅維流星(東京アクティブNEETs)の「ナナヒカリ音アソビ」。原曲は「幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble」。
※2:23から。
余談
気質は『中立型閉塞前線』。温暖前線と寒冷前線のどちらの勢力も拮抗している閉塞前線のこと。
小ネタ
BGM
- スキル1「トレモロ」・・・ある1つの音、もしくは距離のある2つの音との間を、何度も素早く反復させる奏法のこと。「ゆらめく、微かに震える」という意味のイタリア語の動詞tremolareの名詞形「tremolo」から。
- スキル2「アルペジオ」・・・和音(2つ以上の高さの違う音が、同時に響き合う状態を作っている音)の構成音を、1音ずつタイミングをずらして弾く演奏方法のこと。
- スキル3「グリッサンド」・・・グリッサンド奏法のこと。音一音の音高を区切ることなく、隙間なく滑らせるように流れるように音高を上げ下げする演奏技法。ピアノやキーボードといった鍵盤楽器の場合、鍵盤の上の4本の指の重さを均等にかけながら動かしていく。(ただし、駆け上がるときと駆け下りるときでは指の向きや形が変わる。)
ショット・スペルカード
ショットは東方花映塚におけるチャージアタックとエキストラアタックからの採用。
スペルカード1の「紅夢独奏曲第一番・鍵奏」は鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」のアレンジ。
「鍵奏」は鍵盤楽器で演奏することから。リリカは鍵盤楽器(特にキーボード)を使用することが多い。ただし実際は全ての楽器が得意。
独奏曲(ソロ)は一人で演奏する曲のことで、鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」は東方妖々夢の中で唯一リリカが単独で使うスペルカードである。
スペルカード2の「紅夢奇想曲第二番・幻」は騒符「ソウルノイズフロー」のアレンジ。ソウルノイズフローの弾幕を中心にルナサの騒符「ノイズメランコリー」とメルランの騒符「ソウルゴーハッピー」のような弾幕が放たれる。
「幻」はリリカが幻想の音(自然界に存在しない、外の世界で「死んだ」音)を演奏することから。
奇想曲(カプリッチョ)は形式に囚われない快活で諧謔的な楽曲のことで、騒符「ソウルノイズフロー」は東方花映塚におけるレベル3のチャージアタックで発動する。
ラストワードは三姉妹の合同スペカである騒符「ライブポルターガイスト」のアレンジ。
協奏曲(コンチェルト)は一つまたは複数の独奏楽器(群)と管弦楽によって演奏される多楽章からなる楽曲のこと。協奏曲の中にはピアノ協奏曲というジャンルも存在している。
「ベゴニア」は双子葉類ウリ目シュウカイドウ科シュウカイドウ属の植物の総称のことで、赤いベゴニアの花の色から色名としてもこの名前が使われるようになったという。