「グランギニョル座の怪人」とは、アリス・マーガトロイドが東方永夜抄で使用するスペルカードの一つである。
概要
ゲーム中、条件を満たすと挑戦可能となるラストワードのひとつ。
他のキャラクター同様、かなりの上級者向け弾幕となっている。
アリスを中心に規則的な弾幕が放射状にばらまかれ、時折3-way自機狙いの短い集中砲火が来る。
速度の違う弾幕がいくつもばらまかれ、細かい動作が要求される為、慣れるのにはかなり時間がかかる。
しかし内容自体は完全にパターン化されるため、一度慣れてしまえばクリアは容易いはず。
・・・それまでにプレイヤーの心が折れなければだが。
元ネタは、フランスに実在した芝居小屋グラン・ギニョール劇場と、同じくフランスの小説「オペラ座の怪人」。
グラン・ギニョール劇場は19世紀末から20世紀半ばにかけて多数の芝居が行われた。
その内容は多くが殺人や病気・怪談などのホラー物が中心とされ、劇中も血糊等を用いた過激で残酷な描写が多いのが特徴であった。
アリスの究極のスペル→プレイヤーに恐怖を与えるもの→グランギニョル、といったところだろうか。