作中での描写・詳細 (※ネタバレ+考察を含みます!!)
涼宮ハルヒの驚愕前 以降のネタバレを含みます!!!
二人の元々の出会いは中学3年生のとき学習塾のコースが同じだったことで、学校のクラスも同じでありそこから話すようになった。(ちなみになぜ同じ学習塾の同じコースにいてあそこまで学力に差があるのかという疑問は残る…が、そんなことは置いておいて、)そして、よくその塾の帰り道に佐々木がキョンの自転車に乗せてもらうこともあったらしい。…想像してみてほしい。塾が終わったあとの暗い時間帯で、道には通行人も少なく二人っきり、めちゃくちゃいい雰囲気である。こんなん付き合いだしても全くおかしくない。そして涼宮ハルヒの驚愕前編では、佐々木がキョンの家にやってくるシーンがあるのだが(といっても「来る」というよりキョンが北高から帰宅したところ「来ていた」という感じではあるが)、そのシーンでは佐々木がキョンに対し、「彼女(涼宮ハルヒ)と僕、神モドキな二人から好意を寄せられている」と発言をする。キョンはとっさにこの「好意」を友だちとしてのものと受け取ったようだが、多分そういうことである。その後にも佐々木はこれはほぼ確、と思えるような様々な匂わせな言動をしている。がしかし実はそもそも、佐々木団のメンバーが、SOS団のメンバーとそれぞれ対応しているという設定がわかったときにも、その両方に直接的に関係していて、その両方で唯一の立場を持っているキョンに、涼宮ハルヒと対応している佐々木がそのハルヒと同じようにキョンに好意を抱いている伏線が張られていたのだ。緻密な伏線がうまいのは、やはり谷川流の文才だろう。そして、さらに驚愕後編で佐々木は告白未遂にまでいたっている。しかし悲しいかな、キョンはこの佐々木の好意には気づいていない(佐々木が家に来たシーンの後にキョンが、「違和感」として佐々木の匂わせに対して逡巡するシーンはあるが)。 もうっ、キョンのバカッ、鈍感なんだから…。
スピンオフなどでの動向
※佐々木が登場する公式スピンオフだけをピックアップしています。
涼宮ハルヒちゃんの憂鬱
残念なことにコレといったイベントはなし。まぁ、ギャグ漫画なので仕方がないが。
長門有希ちゃんの消失
文化祭編にて北高と光陽学園で合同開催となった際に光陽学園側の実行委員だった佐々木と絡んだ。こちらは普通にラブコメなのでキョンの中学生時代を知る、長門に対する(メタ的には)恋のライバルとして登場した。そして、なんやかんやがあって付き合っている偽装をしてくれないか、というふうな願いを佐々木はキョンに切り出すのだが、キョンは断ってしまう。(詳しくは友希ちゃん本編をチェック!!)ここでは佐々木は「想い人」がいるとうことを明言している。それがキョンであろうということは言うまでもない。