概要
様々な世界を渡り歩き、滅ぼしてきた謎の侵略者。
とこしえの揺り篭という世界を滅ぼし、ルティアナの眷属である天使は彼から逃れるべく天星郷フォーリオンを創り、アストルティアの楯という秘法で結界を張ることでジア・クトの目を欺いてきた。
しかし一部の天使はジア・クトが生み出した赤い石によって洗脳されており、別の天使にも石を与え暗躍させる事でフォーリオンを内側から蝕んでいる。
またフォーリオンの地下にある神代の遺構はジア・クトの猛毒の霧で汚染されており、その地域で赤い石や悪神の火種が生育し、洗脳された天使がそれを栽培してきた。
上記の悪事から今やその存在はごく一部の天使しか知らず、混乱を避けるべく他言無用となっている。
メンバー
ジア・ルミナ
最初に登場したジア・クトの一欠片。人間の女性の姿をしており、天使長ミトラーを軽く捻るほどの力を持つ。
双子の勇者アシュレイの弟で、大魔王ゴダとの戦いで石になっていたが、長い年月を経てアシュレイの子孫アジールによって偶然にも石化が解ける。
しかしアジールが当時の大魔王ヴァルザードと相討ちとなった事で女王ゼーナピアに息子を殺した犯人だと決めつけられ、火刑に処された所に落雷を受けて死亡。
その直後天使によってフォーリオンに導かれたのだが、石化の原因はゴダではなく、アシュレイを慕っていた巫女ダフィアが先代巫女クラメの命令により呪符を使用した為だと知らされ、兄と同様に同族同志の争いを止めない人間に絶望。そして赤い石を与えられ、ヘルヴェルと結託して自分を含む英雄達を悪神化させた。
その後はジア・クトをアストルティアに呼び寄せる計画を立て、フォーリオンの結界の基となるアストルティアの楯を破壊。思惑通りジア・クトの船がフォーリオンに現れ、ルミナの誘いに乗ってジア・クトの一員となり去っていった。
天使
アルビデ
Ver.6.0で登場。ヘルヴェルに唆され、主人公を快く思わない天使達の中で特に風当たりが強い。
手の甲に赤い石が埋め込まれており、神代の遺構の奥で石と悪神の火種を育てていたようだが後に死亡。
ヘルヴェル
Ver.6.0の時点で裏で主人公を妨害しており、Ver.6.1にてアルビデに悪神の火種を作らせ、英雄が悪神化するよう仕組んでいた事が判明。その悪事がフォステイルによって露見すると悪神の火種を取り込み、呪炎の傀儡となって襲いかかる。
6.2では復帰し、かつて自身も上司によって赤い石を飲まされていた事が判明。最後はジア・クトの船の鎖を絶つべく自らの命を犠牲にした。
関連タグ
異界滅神ジャゴヌバ…何らかの繋がりがあると思われる。
Ver.6.3ネタバレ
ジア・ルミナの船である本隊への誘導灯がオーグリード大陸のバドリー岩石地帯に着陸。
そこは塔のガーディアンであるジア・ルダとジア・ロダ(キマイラロード)の色違いが守護しており、周辺にはジア・メーダとジア・デーモンが生息。
中はレオーネが心域を展開しており、主人公達はレオーネの過去を追いつつ先へと進み、最上階で加勢したアシュレイと共にジア・ルミナと再戦することとなる。
しかしルミナが主人公に敗北するとジア・クトにも失望したレオーネがルミナの宝石を抜き取って殺害。その石を飲んでジア・レオーネへと変貌する。
英雄として活躍した兄に劣等感を抱きつつ、不完全な世界を無に返すべくレオーネと戦い、最後はアシュレイが止めを刺し、レオーネは兄の更なる勇者としての活躍を望みつつ消滅してしまう。
その時、ジア・クトの本隊が時空の裂け目より襲来。絶体絶命の危機に陥るが復活した他の英雄とレオーネの遺した羽飾りによって時空の裂け目は塞がれ、アンルシアを始めとする結晶化した人々も元に戻った。
だがそれも束の間、天星郷の上空に赤く禍々しい「魔眼の月」が浮かび上がっており、ジア・クトを統べる万象の王を名乗るジア・レド・ゲノスの幻影が更なる侵略を宣言。
今まで起こしてきた支配や侵略も、彼らにとっては本能や嗜みでしかないという…