CV:豊口めぐみ
概要
ドラゴンクエストⅩのVer.6に登場するキャラクターで、天星郷フォーリオンの天使を束ねる長。
長い金髪に赤いサングラス、派手なピンクのスーツという一昔前のギャル風の奇抜な恰好をしており、また性格もフランクでノリが軽い。
アストルティアの文化にも造詣が深く、よく翼を隠して地上に降り人々と交流している。特に「大地の箱舟」がお気に入りの模様。
彼女が天使長であることに異議を唱える天使もおり、本人も「くじ運だけで選ばれたラッキーガール」と自嘲ぎみに言ったこともある。
悪神騒ぎの際にはいち早く神剣レクタリスを用いてラダ・ガートの闇堕ちを解いている。
悪神レオーネの襲撃の際には紺碧・黄金の試練場のエネルギーを奪われ、フォーリオンへ供給されるエネルギーが少なくなってしまう。
このため「アストルティアの楯」が安置されているとこしえの神殿の守りが薄くなってしまったが、彼女自身が出撃しレオーネと戦うが敗北。
アストルティアの楯は破壊され、「とこしえのゆりかご」を滅ぼしたジア・クト念晶体の侵入を許してしまう。
この際ジア・ルミナに一撃で吹き飛ばされたことで自暴自棄になり、魔窟アラモンドのプクリポたちと自由気ままな生活を送っていたが、主人公とユーライザの説得により再びジア・クトらと戦うことを決意する。
その後は表立って戦うことはないが、ジア・クルヴィダの爆破から主人公たちを守ったり、捕虜としたジア・ルーベから情報を聞き出そうとするなどサポートをする。
とこしえのゆりかごが滅びた時から結晶化しつつ生きているテトラルとは友人同士であり、彼女が生き永らえているのもミトラーの力によるものである。
テトラル自身もミトラーには感謝しており、いつか自由になれたら一緒におしゃれをしてお出かけしたいと願っている。
決して無能とまでは言えないが、
- 試練場とアストルティアの平和を天秤に掛ける事態が起きた際に、試練場の維持に固執しすぎて最悪の結果を招いてしまったこと
- 魔窟アラモンドでのストーリーを通して成長描写があったとはされているが、その後大して活躍がなく最終的な作戦も英雄たちに任せきりであったこと
- 天使でありながらアストルティアの民に力を貸したユーライザなどは「罪付き」とされているが、なぜか彼女が魔窟アラモンドの住民を助けたり、娯楽島ラッカランのカジノで遊んでいることは罪とされないこと
などがプレイヤーから批判・疑問視されることもある。
彼女が身に着けているサングラスは、聖天舎にいるモーモリーナというピンクモーモンに似た謎生物も同じものを付けている。
これはミトラーがかつて娯楽島ラッカランのカジノで入手した特別なものらしい。
余談
CVの豊口めぐみ氏は、『ドラゴンクエストⅤ』の実写CMでビアンカを、『ドラゴンクエストⅪS』ではケトスを演じている。