※Ver.6のネタバレが含まれます。
CV:神尾晋一郎
概要
天星郷フォーリオンに暮らす天使のひとり。
見た目は青髪の長身男性で、審判の天使とよばれる上級天使。
審判の天使の中でも特に天使長ミトラーからの信頼が厚いようで、天使長不在の折には代役をつとめるなどリーダーシップの高さが見られる。
真面目過ぎるあまりに直情的で、誤解されやすい性格というのはユーライザの弁。
しかし、当初は天星郷に流布していた「主人公は女神ルティアナを滅ぼした邪悪な大魔王である」という噂を真に受け、主人公に対する敵愾心を隠すことはなかった。
主人公が四天の星巡りに訪れた際も露骨に嫌悪感を露わにし、わざと主人公が不合格になるような不公平な試練を課すなど、試験官としての素質には問題が多い。
更に、主人公と共に試練を受けたリナーシェからは早々に思惑を見破られており、彼女の弁舌で論破されるや否や「この女狐め」と罵るなど、性格面にも問題が見受けられる。
ストーリーが進むと次第に主人公の実力を認め始め、Ver.6.3では正式に主人公に対して試練の際の非礼を詫びる。
…もっとも、謝罪してもなお主人公への呼び方が貴様だったり、上から目線の態度を崩すことはなかったため本当に反省しているのかと疑問視したプレイヤーは少なくなかった様子。
そのためか「アストルティア・ナイト総選挙」の予選ではエントリーされた48人中最下位という事態に陥ってしまった。
とはいえ、Ver.6クリア後のサブクエストでは再び主人公に対して深く謝罪し、また最後まで英雄たちの力になれなかったことを後ろめたく感じている描写がある。
なんだかんだリナーシェも彼のことを気にかけていたようで、最期に残した手紙でも彼宛てのメッセージが書かれており、それを知ると今度はどこかほっとしたように「とんだ女狐だ」と笑っていた。
また、お堅い性格に反してスライムが大好きという一面があり、8色のスライムが合体した「ホーリーキング」を相棒としていたり、自身の勤務地である紺碧の試練場にスライム型の島を作ってうっとりしていたりする。
Ver.6.4では神話時代に彼の前世と思われる「カンテ」という天使がおり、そちらもスライムに懐かれている描写がある。
余談
- CVの神尾晋一郎氏は同Ver.で中ボスの「ハングリーハンター」も演じている。
- フォーリオン下層にある彼の自宅に「ふたりの天使」という絵本がある。これは遥か昔、堕天使となった大いなる天使と、それを止めたひとりの平凡な天使の物語である。
- 『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー』に、彼と同じくスライムが大好きな青髪の青年である「ライムス」というキャラクターが登場するが、直接的な元ネタかどうかは不明。