概要
初登場は『ドラゴンクエストⅨ』。
創造神グランゼニスが人間達を滅ぼすために生みだした破滅の魔獣で、現在でもグランゼニスの命令を忠実に守っており、人間を滅ぼすために活動している。1ターンで常に2回攻撃をしてくる強力なモンスターで、鋭い爪を振り回す強攻撃のほか、高確率で暴走する「イオナズン」や反射呪文の「マホカンタ」、攻撃される度にテンションが上がる「テンションバーン」を使ってくる。こう書くとボス敵みたいにしか聞こえないが、実際はザコ敵。もっとも、エンディング後に登場するようなモンスターであるため強いのは当然である。なぜか公式画像が下述のアルマトラと同色であり、後のシリーズではアルマトラと同色にされた。
キマイラロード系のモンスター
- じごくのヌエ
キマイラロードの上位種で地獄の鬼が動物を適当にくっつけた結果、魔物と化してしまったモンスター。鋭いキバでかみついたり「やみのブレス」で攻撃してくる他、「いてつくはどう」や「テンションバーン」、自分のHPを回復する「めいそう」を使用したりと攻守に長けている。1ターンで2回攻撃はもちろんの事だが、このモンスターの最大のウリはメタル系を除いてトップクラスの素早さ。素早く倒そうとしても確実に先手を打たれる為、正面勝負で太刀打ち出来る力が必要になる。
ボスモンスター
- ハヌマーン
宝の地図のボスとして登場するモンスターの一匹で、あらゆる生き物の長所を兼ね備えている。
その姿は神のようだと言われており、かつては言葉を話せたが封印されるうち時の流れによって喋り方も自分の真の姿も忘れてしまった。創造神グランゼニスの頭脳から生まれたモンスターのようで邪眼皇帝アウルート曰く「愚かさの象徴」らしい。
2回行動はもちろんのこと、鋭い爪で切り裂いてきたり、「はげしいほのお」を吐いて攻撃してくる他にも「いてつくはどう」を使う。宝の地図のボスとしては、黒竜丸の次に弱い(要するに2番目に弱い)。
- アルマトラ
『ドラゴンクエストⅨ』の配信クエストでボスとして戦うことになるモンスター。
元々は人間を滅ぼすためにグランゼニスによって生み出された魔獣であったが、300年ほど前にラテーナの手によって人間への憎悪を拭い去られ、彼女と一緒に行動していた。エルギオスを救う為にガナン帝国と戦ったようだが、その途中でラテーナが帝国軍の手にかかって死亡してしまう。この時、ラテーナはエルギオスを解放するために「竜の涙」を求めていた。だがラテーナの死に際に竜もどきの彼が竜の涙を流すことになり、その魔力で解放されたエルギオスの力と憎悪によってガナン帝国は滅び去る事になってしまう。更にアルマトラ自身も竜の涙を流した事によって力を失い、アルマの塔で300年ほど不貞寝していた。
普段はアルマの塔の頂上で眠っているが、配信クエスト「竜もどきの夢」で「竜の涙」をアルマの塔の頂上に居る彼の元に持っていくと目を覚ます。ラテーナの命を奪った人間に対する憎悪で我を忘れており、半ば暴走状態で此方と戦うことになる。戦闘ではお決まりの2回行動で、「地響き」や「こごえるふぶき」といった全体攻撃と「噛みつき」や「飛びかかり」などの強化攻撃を併用してくる。彼を倒すと正気を取り戻し、主人公に対して謝罪する。また、お礼にオリハルコンをくれる。余談ではあるがアルマトラは300年前の未練を夢に見て、その中で主人公たちの事を見ていたらしい。
クエストクリア後はアルマの塔の頂上から主人公たちを見守っている。
- アークキマイラ
『ドラゴンクエストⅩ』の神話篇のエピローグクエストに登場するボスモンスター。
- ブランドンビースト
『ドラゴンクエストⅩ』のバトルマスタークエストの一連の黒幕、ブランドンが使役。色はハヌマーンと同じ。
コーラルディモス
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.3.4)に登場するモンスター。闇の呪法によって海中での活動が可能になった合成獣で、あざやかな体色を利用しサンゴに擬態してエモノを襲う。「流星」や「しゃくねつのほのお」といった体術系の特殊攻撃を使ってくる。
- 鬼門のヌエ
『ドラゴンクエストⅩ』の天地雷鳴士のクエストに登場するボスモンスター。
- 塔のガーディアン
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.5.3)の結晶の塔のガーディアン。どちらも銀色のボディで、白いたてがみのジア・ルダと黒いたてがみのジア・ロダのタッグ。
- 双蛮王ゴズール
『星のドラゴンクエスト』のシーズン3に登場するボスモンスター。
- ハヌヴァーン
『星のドラゴンクエスト』のギガバトルイベント『星盤の迷宮』より登場した全身がブレイク系モンスターのような結晶に覆われた亜種。バイキルトやテンションアップ等で強化してから繰り出される攻撃は強烈。