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概要

森妖精(エルフ)の王国に存在する、闇妖精(ダークエルフ)の村に住む薬師の男性。村の有力者の1人でもあり、『薬師頭』の地位に就いている。

人物

一人称は「俺」。中年と言っていい年齢の様で、既に適齢期を過ぎていると思しき記述があるが未だに独身。

当人は結婚よりも薬師として生きる事の方に情熱を注いでおり、薬師としての誇りを嘲笑われる事を非常に嫌う。

言動こそ粗野だが実際には理知的な人物であり、アインズ曰く「歯に衣着せぬ言動で心の内を率直に話すタイプ」

また、人付き合いを苦手としている事から村では偏屈者として扱われているらしく、他の薬師仲間からは敬遠されている(多少は気にしている様だが、自分の性格を今更変える気は無い模様)。

容姿

エルフは基本的に細身だが、ギレナ自身は少しふくよかな体型をしている。

なお16巻の4章の扉絵に、彼らしき人物のイラストがある。

強さ

戦闘能力の程は不明だが、薬師頭として薬学に詳しく確かな腕前を持つ。舌の痺れや見た目の変化など、五感を駆使し秘伝の薬の調合を行えるらしい。

作中の動向

幻術でダークエルフへ化け、“アルン・ベル・フィオール”と名乗ったアインズの話術に薬剤師としての誇りを刺激され、ンフィーレアが製作した紫色のポーションと引き換えに、彼を短期の仮弟子として村に伝わる薬のレシピの1つを伝授する事を決める。

ところが村の文明水準が低いせいなのか、この薬の製法を書面ではなく口頭でしか教えようとせず、更にアインズが必要な薬材の量を正確に計測したいのに対し、「生産性が落ちるため直接手で触れて見て、その正確な量を見積もる事が出来なければならない」として特訓を施した(村では天秤を使わずに、感覚で重さを覚える訓練をするのが一般的らしい)。

アインズとしてはちょっとした好奇心のつもりだったのだが、ギレナとは数日で打ち解け、薬草の計量の速さで競い合う場面も見られた。

ギレナの方もその頃にはアインズに情が移ったのか、村に森妖精の王国から援軍要請が届いたのに合わせアインズ達が出立の準備をしている時に、「女たちがついていくつもりだから早く逃げた法がいい」と忠告して見送った。