概要
『風ノ旅ビト』や『Flowery』を手がけたThatGameCompanyからリリースされているソーシャルゲーム。英語では「Sky Children Of The Light」。中国国内では「光遇」。
プレイヤーは光をエネルギーとする人型の存在「星の子」となり、幻想的な世界を探検する……という、牧歌的な内容の癒しゲー。
作中ではほとんど言葉が使われることはなく、ストーリーや世界観についても冒頭で語られるのみでほとんど明かされる事はないが、そこかしこに配されたムービーから想像力をかき立てる作りになっている。
これまでのゲームにありそうでなかった自由度の高い飛行アクションが特徴で、多少難易度はあるものの、ステージもほとんど飛行が求められるつくりになっている。もっぱら、地上を歩いている時間よりも空を飛んでいる時間の方が長いはず。
飛行アクション自体の難易度は高いものの、その一方で戦闘要素は一切ない。やることは主にステージを探索したりアイテムを集めたりになるので、アクションが苦手な人でものんびりと遊ぶことができる。
アニメ化が決定。アニメーションプロジェクトティザームービーが公開された。
キャラクター
- 星の子
プレイヤー。プレイヤー自身のみならず、他のユーザーが操作するキャラも同名。
ゆったりとした民族衣装に翼型のケープ、お面をつけ、真っ白な髪を持つ人型の生き物。
お面の下には黒い地肌があり、一部の装備品をつける又は終盤のイベント内で見ることができる。
光を持つ存在を糧にするようで、このゲームでは燃え盛る炎が回復ポイントになる。
自キャラである「星の子」は自由に着せ替えをすることができ、ピクシブでは各々のユーザーが思い思いにカスタムした星の子が半ば作者の分身のように扱われていたり、それ自体が一種のオリキャラ「うちの子」として登場していたりする。
お面、ケープ、服装、髪型、身長、鳴き声、姿勢、持ち物は自由に変更できる。
背中のケープで自由に空を飛ぶことができ、この力で各ステージを旅していく。
初期衣装の茶色ケープから、初心者を「雀」(英語圏はmoth・蛾)と呼ぶ人が多い。
- 精霊
各地にいる石のように固まった精霊を解放すると、それぞれその場にいたエピソードの感情表現(エモートなど)を教えてくれる。また旅を進めると衣装や魔法などのアイテムを交換してくれるようになる。
身長・容姿は様々だが大きさは星の子の約1.5倍、等身もかなり高い。
常にステージにいる精霊と、イベントの時にだけ訪れる精霊の2種類いる。
- 大精霊
各ステージの最後に迎えてくれる7人の精霊。
通常の精霊よりも更に大きく、星の子の3・4倍ほど大きい。
それぞれのステージにいる精霊から得られるアイテムを全て手に入れた星の子に「究極の贈り物」を授けてくれる。
- 光の子
星の子と同じくらいの大きさで、各地にいる光り輝く子。
獲得することでエネルギーの上限があがり、より高く飛べるようになる。
別名「羽」「光の翼」
- 光のいきもの
体内に光のエネルギーを宿した生物。
触れればプレイヤーのエネルギーを回復してくれたり、移動を補助してくれたりする。補助しすぎて予想もつかない所に飛ばされることも。
蝶・マンタ・鳥・クラゲ・キノコなど。
- 暗黒竜・闇の蟹
敵対生物。主に暗闇や洞窟に生息しており、星の子を攻撃して光のエネルギーを容赦なく奪い取っていく。
暗黒竜の愛称は「エビ」「ムカデ」
ステージ
- 孤島 —— 鐘の音が示す、故郷への道しるべ ——
- 草原 —— 鐘がなる時、案内人たちは行先を指し示す ——
- 雨林 —— 光を護り、太古の技巧を追い求める ——
- 峡谷 —— 急崚を恐れず競り勝て、待ち受けるは凱旋の門 ——
- 捨てられた地 —— 遺構の先に佇む、光の伽藍 ——
- 書庫 ——頂にて訪れを待つ、未だ見ぬ叡智 ——
- 暴風域 —— 闇を切り開き、前へ ——
原罪 —— 失われし者たちに光を ——
追加エリア
- 預言者の石窟 —— 空洞に眠る古の試練と啓示 ——
- 水の試練 —— 耐えよ、時が汝らを断とうとも ——
- 地の試練 —— 屈せず進め、必ず道は開かれる ——
- 風の試練 —— 調和を学び、高みを抱け ——
- 火の試練 —— 勇気を示せ、さすれば光を掴めるだろう ——
- 楽園の島々 —— 喧噪より逃れ、羽伸ばす憩いの地へ ——
- ツリーハウス —— 秘密の隠れ家、建設中 ——
- 夢見の町 —— 若き希望は、雪嶺に互恵の温もりを灯す ——
- 忘れられた方舟 —— 遠い昔日は、砂にうずもれたまま ——
- 星月夜の砂漠 —— 巡り合う、二つの美しき世界 ——
- 風の街道 —— とうに通う者なき、千古の遺跡 ——
- 秘宝の環礁 —— 深奥に沈む、悠久の未知 ——
- 夢見の劇場 —— 一人ひとりが輝く、夢の舞台 ——