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経歴編集

1949年(昭和24年)6月5日生まれ。本名は佐藤信夫落語芸術協会所属。

1968年三笑亭夢楽に入門。前名は「夢九」。

1972年に二ツ目に昇進し、以後廃業まで「夢之助」と名乗る。


1977年8月より、5代目三遊亭圓楽と6代目三遊亭圓窓の降板に伴い、5代目圓楽の弟子三遊亭楽太郎(5代目圓楽を引き継いだ薄紫)と共に『笑点』レギュラーに抜擢される。着物は圓窓のピンクを引き継いだ。

大喜利メンバーとしては、「お調子者の一八」的な答えの良さよりも一発ギャグ等の突飛な面白さを重視するタイプで、「前の問題の形式を引きずった答え」を言って座布団を取られることも。

なお、楽太郎と共に戦後生まれで初の大喜利メンバーであり、また、加入当時夢之助は28歳、楽太郎は27歳(早生まれのため同学年)であり、20代でメンバー入りしたのも2024年現在この2人が最後となっている。


しかし、1979年9月、番組内でスポンサー(龍角散)に絡む失言を犯した事で、加入から僅か2年で降板に追い込まれた。その一方で2年間という短い出演期間ながらも座布団10枚は3度獲得していた。

夢之助の後任は林家九蔵(現・三遊亭好楽)で、一時降板したものの2024年現在も出演している。


『笑点』降板後、1983年に真打に昇進。その後もテレビやラジオでも活躍したが、2010年代に入ると肺気腫を患った影響で落語を演じる機会が減少し、最終的に2019年を以て落語家を廃業した。


関連人物編集

『笑点』共演者

初代三波伸介:司会者

桂歌丸

4代目三遊亭小圓遊

林家こん平

初代林家木久蔵林家木久扇

三遊亭楽太郎→6代目三遊亭円楽:同時加入

松崎真座布団運び


6代目三遊亭圓窓:前任

林家九蔵三遊亭好楽:後任

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