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アイ・アム・アトミックの編集履歴

2022-12-15 22:52:48 バージョン

アイ・アム・アトミック

あいあむあとみっく

アイ・アム・アトミックとはライトノベル「陰の実力者になりたくて!」に登場する技である

当記事は『シャドウガーデン』最高機密に付き『七陰』の許可無く閲覧することを禁ず


(訳:ネタバレおよびエピソードのオチを含む内容なので注意)
































概要

『アイ・アム・アトミック』とは、シャドウことシド・カゲノーが最強の『陰の実力者』になる為に編み出した究極奥義。

発動には魔力を剣に凝縮させて突き(アニメでは剣を振るう)で放つ。発動時には魔力が螺旋を描くよう剣に集約し、刀身には複雑な紋様が顕れ、大地や大気など総てが震える。

その威力と範囲は凄まじく地形に撃てば、その周囲全てを蒸発させて巨大なクレーターを作り、(飛ぶ斬擊として)空に向けて放てば天候を変えてしまい、また空間にも甚大な影響を与える程に規格外の威力を誇る(最大で空間全てを呑み込んでしまう位の破壊力を発揮できる)。発動速度もシド次第だが速効性もあり、WEB版ではモードレッドのいる空間を破壊する為、すぐに発動している(予めモードレッドが離脱の準備をしていたので、重傷を負わせる事には成功したが、消すことはできなかった)。

人の身には余る力の筈なのだがシドは完全にコントロールしており、標的以外はほぼ無傷(町の一区画が壊滅する威力なので流石に無被害は無理)という所に、彼の超人的魔力制御力がうかがえる。また、これをベースに様々なバリエーションのアトミックを生み出している。



経緯

前世の頃からの思考により、核などの大量破壊兵器に対する策として「核に勝る力を身に付ける」事に目標を定め、そして辿り着いた答えが「自身が核になればいい」という、単純明快な思考及び斜め上にブッ飛んだ発想で生み出したもの。つまり元々は防御技として考えられたのである。イカれた結論ではあるが、核の炎なら生物兵器の菌も化学兵器の毒も焼き尽くせるので理には適っている。とはいえ、本当に核になっているのではなく、魔力の制御力でそれと同等または上回る威力を出しており、核を相殺及び打ち破る手段として確立しているだけである。



バリエーション

  • 『アイ・アム・オールレンジアトミック』

アトミックの短距離全方位殲滅型奥義。剣を逆手に持ち、それを真上から振りかぶって発動する。その名の通り威力はアトミックそのままで、射程距離を縮めた代わりに方位を全方向に向けた、対集団戦に秀でた範囲奥義。

  • 『アイ・アム・リカバリーアトミック』

任意の対象に破壊と再生をもたらす、アトミックの中でも特殊な奥義。アトミックの範囲内の対象を選別し、味方なら完全回復の治癒を、敵なら周囲の物を含め消滅させる。ただし、敵対した『血の女王』やアカネにはその身に宿る力だけを断つように放っている(若しくは肉体にダメージを与えて、同タイミングで瞬時に治癒していると思われる)。

  • 『アイ・アム・アトミックソード』

通常のアトミック同様に剣に魔力を収束させるが、こちらは更に剣先に魔力を凝縮させて刀身を遥かに伸ばし斬り裂く奥義。刀身のリーチをどこまでも伸ばし続け、前方にある物を全て上下に切り裂いている。

単純な破壊規模は通常の物より劣るが、その分を通常よりも剣に魔力を凝縮させた為、威力は上回っていると思われる。

  • 『アイ・アム・アトミックレイン』

スライムボディスーツから展開した四枚の漆黒の翼(スライムウィング)に魔力を凝縮し巨大化させて、魔力を宿した一枚一枚の羽根を雨のように射出する奥義。単純な威力は通常よりも劣ると思うが、凝縮された魔力の羽根を大量に放つ為、広域に圧倒的な影響を及ぼせる上に羽根一枚ごとの威力もアトミックがベースであるので、並外れた破壊力を秘めている(実際に周囲に存在した物を跡形もなく消し飛ばして大きなクレーターを作っている)。アトミックの中では唯一剣を使わない攻撃手段である。

  • 『アトミックレーダー』

感知できない程の魔力を指先に集め、そして集めた魔力の光を更に小さな粒へと分解して周囲に解き放つ広域高精度の探知技。僅かな魔力を極限にまで圧縮し、粒子レベルにまで分解して放つ事で通常の魔力探知を格段に超える精度で位置特定や見えない隠し扉などを見つける事ができる。

アトミックの中では攻撃手段でもなく、魔力量にも左右されない、修得自体誰でも可能な珍しい技術(と言っても魔力の圧縮技術と制御力を極める必要があるが)。


余談

アニメ版では、やたらといい発音で、かつイヤホン推奨の囁くような「アトミック」で視聴者の腹筋も焼くという威力を示した。


WEB版では『アイ・アム・テポドン』という物騒すぎる名前であったため、現在の名前に修正したといういきさつがある。

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