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frozen swordの編集履歴

2012-04-24 21:18:30 バージョン

frozen sword

ふろーずんそーど

小説「フローズンティアラ」から生まれた新しい物語。

内容


フローズンティアラが生まれる前の時代を描いた、ファンタジー群像活劇。

遥か昔、大陸が一つだった頃、神聖サンデル王国という国で、一人の少女が生まれた。

名はアリアンティーヌ。その少女は、若くして聖戦の勝利を誓約された、後に王国を治める女王となる者であった。


キャラクター


アリアンティーヌ・ヴィクトリア・サンチェス

神聖サンデル王国のサンチェス族の王女で、生まれながらにして「聖戦の勝利」を誓約された、期待の跡取り娘。

戴冠式の際、国王であった父の宝具、「フローズンソード」を自ら引き抜いてしまう。

芯が強く、それ故自分の意思を曲げない頑固さも持ち合わせているので結構融通がきかない。いつもはおしとやかで清楚、可憐な姫である。

今回カノッサ族と領土争いの決着をつけるため、聖戦にのぞむことを決意する。


幼い頃に父・サルデニア王を亡くし、その後代わりに叔父が政権を握ってきた。

何かと狙われやすく、本人も内心生きることに恐れを抱いている。

第四話で自分がいままでずっと毒を飲み続けていたことを知る。以来、これまで以上に慎重に過ごすようになった。


騎馬が出来、頭もそこそこいいらしが、あまりそのような描写はない。(ただ最終話で馬にのって戦場を駆けるシーンがあった)

聖戦の際は毒の作用で吐血をする場面が多々あるが、みなには隠している。最終的には、死ぬ前にフローズンティアラとして生贄になるので、毒によって死ぬシーンは描かれずに終わった。


ラトヴィッジ・ロイアルトースト

抜き放った者には絶対の勝利を与えるという伝説の宝剣「フローズンソード」に宿る主。百戦錬磨の攻撃力と守備力を誇る、相当なつわものである。

いつも冷静で凛々しい態度をしていて、常にポーカーフェイス。

真面目だが、行動は結構大胆である。

戦闘能力に長けてはいるが、その知識以外はあまりもってないらしい。

中性的な容貌なので、男か女か分かっていない。謎の多い人物である。かなりの甘党。


昔、アリアンティーヌの父・サルデニア王に仕えていた。かなり主従関係も上手くいっていたが、サルデニア王がラトヴィッジの副作用(彼が存在する限りこの世に戦はたえないが、自分の戦には勝ち続ける)を知り、その手によって封印されてしまう。

以来、人間に対してどことない不信感を抱くようになる。


最終話の聖戦の際、敵陣まで討ちこむが、とうとう天から「呪戦の剣」とみなされ、永遠の封印にかけられてしまう。しかし、アリアンティーヌが自ら生贄となり、ラトヴィッジ自身は永遠の封印から逃れることとなる。

モデルはフランスの騎士・ローラン。


モンテローザ・カノッサ

カノーラ帝国のカノッサ一族の王。武道に優れた英雄気質、通称・遊撃王。

戦の時は自ら先頭をきって立ち向かうという国民からすれば勇者のような、勇ましい王様である。

今回サンチェス族のフローズンソードが蘇ったという話をききつけ、なんとかしてそれを手に入れようともくろむ。


父を常にあこがれとし、父のような王になることを夢見てきた。

しかし最終話で無念にもラトヴィッジの攻撃を受け、瀕死状態となる。結局死に際はあまり描かれず物語が終るので、実際死んだかどうかは分かっていない。


シレジアーノ

昔からアリアンティーヌに仕えてきた従者。最初はラトヴィッジに反感を抱くも、すぐに仲が良くなった。

ラトヴィッジが男か女か分からず、時々思い悩む節がある。

常に忠実で、主思いの家臣である。


剣腕についてはいろいろな説があるが、第九話で多くの敵をうちのめしているところからして、剣の腕はいいと思われる。

最終話で生贄となるアリアンティーヌを全力で止めるが、それも叶わず、一人嘆く描写で物語を終えることとなる。


アレクサンドラ

アリアンティーヌの侍女。実はカノッサ族のスパイで、毒を使った暗殺を得意とするアサシンでもある。途中ラトヴィッジに気付かれそうになり、城からの逃亡をはかる。


フランシス

神聖サンデル王国フィオレ騎士団の騎士。誠実で堅実な青年。

騎士団団長の娘と恋に落ちる。

しかしその後団長に気付かれ、裁判沙汰となる。フランシスは娘をつれ、国から逃亡してしまい、その後の詳細は分かっていない。


クリスティアン

カノッサ族に受け継がれてきた伝統ある宝具の盾「シャイン・シールド」の主。

この盾さえあれば、どんな列強国からも支配されることはないという伝説もある。

本人は楽観的で、よくもわるくも能天気な性格の持ち主である。かなりの辛党。


実はラトヴィッジと違って先祖代々受け継がれてきた宝具ではなく、あくまでラトヴィッジに対抗するために人工的につくられた盾である。なので年齢がかなり差があり、互いの言語や態度がジェネレーションギャップを感じさせる。


最終話で本気の戦いっぷりを見せる。しかし不意をつかれ、思わぬ敗北を見せる。


宝力


国の王家の宝具には、強大な宝力が備わっている。


アリージャンス・セレスチャル(天上界への忠義)

宝剣フローズンソードの持つ、一番宝力の強い技である。

主にラトヴィッジが使い、主からの宝力使用の指示が出ない限り、使えない。

これを発動させると、一瞬にして、天上界から何千本もの様々な種類の剣が地上に降り注ぐ。


ディサイア・ガーディアン(希望の守護者)

宝盾シャインシールドの持つ、一番宝力の強い技である。

主にクリスティアンが使い、主からの宝力使用の指示が出ない限り、使えない。

これを発動させると、半径1キロまで、あらゆる武器からの攻撃を逃れられるシールドがはられる。


関連作品


フローズンティアラ(原作)

原作者多数という、新たな切り口で描かれた、ファンタジー作品。

フローズンソードの後に続く物語である。通称・フロティ。


the oath crown

フローズンソード後のフロティの世界を綴った続編。


フローズンティアラ―アリージャンス・セレスチャル

フロティとソードのキャラクターがついに対面した最新作。

おそらくクライマックス作品。

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