概要
声:稲田徹
プロフィール
名前 | 黄蓋(こうがい) |
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字 | 公覆(こうふく) |
登場ナンバリング | 『2』〜 |
身長 | 187cm |
年齢(4まで) | 55歳 |
武器 | 鉄鞭(2〜4)、重棒(5)、砕棒(6、6猛将伝、8)、鉄舟(6Empires〜7Empires) |
一人称 | わし |
呼び方 | おぬし、おぬしら(複数人)、〇〇殿(目上)、〇〇(目下、韓当)、孫堅→殿、大殿、孫策→殿(君主時)、孫権→若(孫策生存時まで)、殿(君主時)、孫尚香→姫様 |
『真・三國無双2』から参戦した無双武将(プレイアブルキャラクター)の一人。
孫堅の代から呉に仕える老将で、若者たちに負けじと常に最前線で活躍する猛者。豪胆で負けず嫌いな性格だが、根は優しく仲間思いの好漢。呉の仲間たちをその長い人生経験を元に導いていく。
外見
顔にもっさりと髭を蓄え、右頬には「✕」字型の傷がある。シリーズ登場初期は黒髪だったが、『5』からは白髪になった。また、作品によってはとても特徴的な髪型(モヒカン)をしており『MULTI RAID』における「真・無双覚醒」では赤いオーラを纏い上半身が露出する他、モヒカンが凄まじく伸びる(なお、当初は「モヒカンを飛ばす」案もあったが、さすがに無理だったらしい)。
上記のような顔立ちからそれなりの老齢であることが見受けられるが、その肉体ははち切れんばかりにビルドアップされた筋骨隆々の巨体を誇り、同じ老将である蜀の武将・黄忠と比べるとその差は一目瞭然である。(ちなみに両者は『雀・三國無双』にて雀卓で対決したこともある。)
『5』を除き、シリーズを通して露出度の高い服装をしており下半身にスパッツのようなものを穿いている。…誰得? いいえ、俺得です。
因みにDLCでの衣装は以下の通り↓
『6』DLCの学園衣装
江東給食センター職員。
ピンク色の帽子と制服の上に白いエプロン、手には衛生のためのビニール手袋を着用している。紹介グラフィックでは、同じくDLCの巨大なオタマ(砕棒)を担いでいる。
お残ししたら抜山蓋世撃(後述)を極められそうな、なんとも威圧感溢れる職員である。
『6』童話衣装
頭に装着した巨大な二本角の冠、灰黒の毛皮のマント、腰に携えたハンマーなどそれらしい特色はあるものの、露出度の高い武装はある意味いつも通りとも言える。
『7』職業衣装
前作から追加された専用武器「鉄舟」に合わせてか、ライフセーバーの姿で登場。
露出は比較的少なめ。
戦闘スタイル
鉄鞭(シリーズ初登場時)→ 鉄鞭+爆弾(『3』以降)→ 重棒(『5』以降)→ 鉄舟(『6Empires』以降)
…と、その戦術は一貫せずシリーズが進むに連れ変化しているが、いずれも豪快な攻撃を主体とした肉体派の戦術を用いる。
『3』にて追加された新攻撃が爆弾投げだったことから、一時期は「爆弾魔」「ボマー」「ボンバーマン」など不名誉なあだ名をいただくこともあった。
また、『6Empires』から登場した新武装「鉄舟」は、戦場にどこからともなく大津波を引き起こし豪快にサーフィンするというインパクトの塊。海のない場所でも平気でサーフィンをやってのけることから一部では「丘サーファー」とも呼ばれている。誰がうまいこと言えと。但し武器変更の煽りでEX技の地獄車はパワーボムに変更された。
『6』では中の人の影響からか、とうとうプロレス技を使用するように。
実在のプロレス技であるバックドロップだけでは飽き足らず、某額に肉の人のフィニッシュホールドまでやってのけた。
『7』は鉄舟を引き継ぎ無双乱舞もプロレス技×3。今作では空中からのブレーンバスターと、鉄舟を背負ったまま両腕を広げて回転する打撃技が追加。
その様はまさに「孫呉の赤き暴風」と呼ぶべきか。昔のように黒髪モヒカンだったら完全にアウトであっただろう。
『無双OROCHI2』では『無双6』のEX攻撃発動可能武器だった砕棒ベース、
『無双OROCHI3』では『無双7』の鉄舟ベース、神器はトライデントで参戦。
オロチ2だと固定武器の砕棒が狭い範囲・遅い連携速度で、EX攻撃も巻き込み性能が低く、はっきり言って弱キャラの部類と言っていい。
ただ、無双乱舞の爽快感とロマン性は屈指であり、実用性を超えた部分で差別化できており、ある意味でナンバーワンである。吸活を付けてタイプアクションや乱舞をぶっ放しまくろう。
オロチ3でもやはり通常攻撃が貧弱な部類で主力はチャージ攻撃。
活躍
孫堅、孫策、孫権の3代を支え続けた歴戦の猛将。
赤壁の戦いでは火攻めでの先鋒を務め、敵船団に突撃しており、孫呉ストーリーの中でも屈指の見せ場となっている(基本的にイベントムービーになることが多いが、シリーズによってセリフや細かな行動は異なる)。なお、演義の有名エピソードである苦肉の策が描かれることは少ない(『8』ではプレイヤーが黄蓋を攻撃するミッションという形で取り入れられた他、『3猛将伝』の黄蓋列伝では攻撃を受けてから曹操に潜伏するまでのミッションがステージとなっていた)。
黄蓋バスター
今では黄蓋の代名詞及び存在意義となった無双乱舞。
どこからか聞こえてくる呉兵たちからの「将軍」コールを受けながら華麗なムーブで技をキメるその熱すぎる演出は、爆弾など遠く及ばない衝撃をプレイヤーに与えた。
一応、正式名称は「抜山蓋世撃」というのだが、あまりにもまんま過ぎるせいかファンからは「黄蓋バスター」「ショーグンバスター」等と通称されている。
この技をスカートをはいた女性キャラにかけた場合はパンモロが拝めることもあり、技が追加された『6』以降のタイトル、および『戦国』シリーズとのコラボ『無双OROCHI2』などでは、登場する女性武将全員にこの技をかけるというまとめ動画が投稿されるという珍事が恒例化しつつある。しかも場合によっては女性の一般兵もちゃんと入っている。
『Empires』シリーズに至っては、自分で作った女武将にかましたりとやりたい放題。
また、バスターをかます前に鯖折りで相手を捕らえるため、ここにも何かを感じるファンもいたりする。
殆ど女性キャラが被害に遭っているが、では男性キャラは見向きもされていないのかと言われるとそうでもなく、無双OROCHIでは森蘭丸や哪吒といった美形男性が被害に遭っている。
ちなみに中の人も思っているらしくテストの時は高らかに「キン肉バスター」と叫んでいたことを『8』のキャストコメントで語っている。