CV:本多知恵子
概要
地球によく似たイノックス星に不時着した地球人の主人公を助けた美少女。
人の姿をしているが、実は牛を直立させた様なズン類に飼われている食用種の家畜(ウス)で、数日後に行われる祝祭で主賓に振る舞われる「ミノタウロスの皿」として食べられる運命にあった。
彼女に恋する主人公は各地に奔走し、彼女にも逃げる様説得を試みるが、当の彼女は確実に死ぬ事は分かっていても、自分は食用ウスなのだから食べられて当たり前と考えており、結局食用ウスとしての最高の栄誉を選び取る。
祝祭の当日、御輿に担がれて登場した彼女は、「ねえ、私、おいしそうでしょ?」と満面の笑顔でアピールした後、「みんなが私の味を賞賛している声が聞きたい」と自ら志願した通り活け造りにされる。
なお、愛蔵版では大幅に加筆され、祝祭の前夜、「食べられて死ぬ事やっぱり怖い、でも目前の栄誉を失うのはもっと怖い」と本音を漏らしたり、処置室で覚悟を決めたりする等、彼女の複雑な心境と健気な性格が強調されている。
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