サーリャ・ロールリーズ
さーりゃろーるりーず
「ですから、虎視眈々とチャンスを窺い、そして、隙あればパクリ、といかさせてもらいます」
概要
小説『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』の登場人物の1人。
ロールリーズ王国国王アルガスの娘で、第三王女。腰まで届く程に長い金髪とエメラルドグリーンの瞳を持つ。
公務の旅先から王都に戻る途中で魔物に襲われていたところを、Aランクの昇格試験を受けるべく王都に向かっていたレイン達の手で助けられたのを切っ掛けに彼らと親しくなる。
尚、実は父からの密命を受けて国家に仇なす者たちを炙り出す為に敢えて危険を承知の上で自らを囮にして公務に赴いていた(上述の件も事故に見せ掛けて彼女の亡き者にしようという策謀の一環であった)事が後に判明する。
真面目で責任感が強く、王族ではあるが以外にもフランクな性格をしており、身分の隔たりなく誰とでも接する事ができ、カナデ達ともすぐに打ち解けて親友となったほか、とある存在の陰謀で最強種たちと人間たちの間で一触即発の事態になり掛けた時はレインの頼みで精霊の村へと赴き、荒ぶる最強種4人娘の母親たちと話し合い、彼女たちに大変気に入られるなど、王族らしくカリスマ性も持ち合わせている。
また父譲りの頭の回転の良さや鋭い観察眼も持ち合わせているようで、レインがアリオスの陰謀で殺人の冤罪を着せられた際は、彼の人となりを知っていた事もあり、事の次第を真っ先に疑い、彼を助け出す為に自身を人質にして脱獄を提案するなどと言った肝が据わった一面も持つ様だ。
そんな彼女ではあるが、内面は普通の女の子であり、ある程度は危険を承知の上で任務を行っていたが、魔物に襲撃された時は頼る者もおらず、1人馬車の中で震えていた時に颯爽と現れて自分を助け出してくれたレインに対して思いを寄せる様になり、後に彼にプロポーズを行っているが、レインが恋愛初心者であった事も手伝い、現時点では返答は保留状態となっている。