概要
英語表記:Dancer of the Boreal Valley
エリア「ロスリックの高壁」に居るボスキャラクターの一人。
異様に手足の長い細身の身体に甲冑とヴェールを纏い、溶けた氷の名残か透明な液体を滴らせている。ちなみに後ろから見るとなかなかの美尻。
その正体は、旧王家の末裔の一人である女騎士。しかし新たに覇権を握った法王サリヴァーンの命令と暴虐によって踊り子にさせられた。
その独特の鎧と魔法の双剣は、サリヴァーンから「踊り子の証」として与えられた不名誉の象徴で、正しく生き恥を晒しながら踊りや戦いに従事させられていたことが分かる。
そして最終的に外征騎士という名目で追放され、サリヴァーンの呪いの影響で獣と化してしまった。
罪の都とアノール・ロンドの「薪の王」を両方倒した直後、プレイヤーは瀕死となった祭儀長エンマによって高壁へと召喚される。死したエンマのドロップした誓いの水盆を首切りの騎士像に置く事でムービーが入り、戦闘開始となる。
なお、序盤でも祭儀長エンマを殺害することで水盆を入手し、踊り子に挑むこともできる。
ボスとして
「手強い」というよりも「厄介」という意味では、本作でも上位に食い込む強敵。
基本的な動きこそ緩慢だが、踊り子というお題目に違わない変則的な動きは非常に読み辛く、各種攻撃にも独特のクセがあるなど、初見ではまず確実に翻弄されて死ぬレベル。
HPが50%を切って第二形態になると二刀流へと移行する。更に攻撃が激しくなり、この状態では第一形態を難なく撃破できる熟練プレイヤーでさえ読み違えで事故ることもある。
このため、彼女の特性を嫌ったプレイヤーからは、「致死の水銀」による背後からのステルス削りでほとんど戦わずに処理されてしまうこともある。しかし後のアップデートにより、この戦法は取れなくなってしまった。
弱点属性は闇属性で頭部に攻撃を加え続けることで体勢を崩し、致命の一撃が可能。
毒、冷気は無効だが出血が有効。
余談
ボスエリアの教会内は暗く、視認性が若干悪い。
しかし踊り子の炎攻撃で柱に着火し明るくなるギミックがある…のだが、プレイヤーでも炎攻撃を使って着火させることが出来る。