つボイノリオが2006年に発表したインカ帝国の建国に関する伝承を題材とする歴史ロマンスペクタクルソング。インカ帝国初代国王となるマンコ・カパックが、数多くの障害を乗り越え、クスコでインカ帝国を建国するまでを歌い上げた非常に学術的な楽曲。
タイトルだけ見れば真面目でアカデミックな曲に思えるが、この人の他の代表曲の例に漏れず、部分的にわざと卑猥に聞こえる歌い方をする。ただしぎなた読みは使用していない。
あらすじ
インカ族の国の建国を目指しアンデスを目指す若者マンコ・カパック。当時自分たちの国がなかったインカ族は他部族から指でつつかれたり、旅の途中雨に濡れてしまったりと苦難の連続であった。
いざ他部族との戦いが始まると、まだ若いマンコは敵に舐められ、激しく後ろから攻められ、一本の矢に貫かれたが、傷は浅かった。
幾日もの戦は熾烈を極め、体を清められなかったマンコはいつも臭かったというが、それを裏付ける資料がなく不明。
やがてマンコはクスコに到着する。荒んでいた王の心はクスコによって開かれ、この地にインカ帝国を建国したマンコは我らが王マンコよと人々に尊敬され、平伏されたという。