CV:近藤玲奈
人物
シャドウガーデン「七陰」第七席。研究開発担当のエルフ。技術的な面に優れ、建築家としても優秀だがマイペースな性格で、一度寝るとなかなか起きず、寝たまま歩き回るなど寝相も悪い。
研究のためなら犠牲を厭わないサイコパスであり、大事な物のために他全てを切り捨てられる生き方はシドに密かに共感されていたりする。
目下最大の執着の対象はシドが齎す陰の叡智の解明であり、そのために彼を度々解剖しようと目論んでいる上既に何度か実行済み。
幸か不幸かシドが肉体レベルで頑強過ぎるおかげで、現状は結果として全て失敗に終わっている。
但しあくまで彼を解剖しようとするのは『陰の叡智が欲しい』からで彼自身に害意があったり自分がシャドウガーデンの盟主に成り代わる野心自体は欠片もなく、寧ろ彼女なりに遠回しに彼への好意を伝えてアプローチを仕掛けている等心の底からシドもといシャドウの事を慕っている。(尚、事あるごとにシャドウや興味深い被検体(限りなく人間に近く知性と対話を行える穏当な精神性を持つ異世界の人類種)等を解剖をしようとする度に『ちゃんと殺さずにできるのに』と弁明している為、彼女の視点から見れば解剖とは『深く診察をする』と同義=人命保護上問題はないから問題とすら思っていない所か自分のやり方が受け入れられない事に大いに疑問を抱いている節があり、他の七陰の才能を見る限りは止められているのは『死ぬから』ではなく『技術的に問題はない(=被検体を死なせずに解剖を行える)が、当然ながら倫理的に問題がある』からだと思われる)
ゼータ同様、仕事の関係で出番が少ない。ショートアニメ「かげじつ!」でひととなりやセリフを聞いたという読者も多いという。
ミツゴシ商会の新商品開発で、化学的アプローチが必要な時に参加することがあるようだ。