概要
華果村の駐在所に勤める警察官。
ジロウを拾い彼の育ての親であり、それゆえ慕われている。寺崎の誕生日には帰郷して祝うほどである。
彼の駐在所にはドン・キラー・キラーの出撃ボタンがおいてありそれが偶然にもドン・キラー関連の騒動収束につながる結果になる。
〜ネタバレ注意〜
正体
実はジロウには黙っていたが、寺崎警官はドン家の生き残りであり獣人。しかも最高ランクであるペンギン獣人であった。
ただし、猫の獣人らと違い自身の使命に対して(歪んでる部分こそあれど)責任感を持っている。
また獣人は基本的に不死身なのだが、後述の通り寺崎は既に不可殺とは言えず、腰や足のマッサージをタロウや翼に頼んできたりと肉体の衰えも垣間見えている。
獣人の森への扉を守る番人であり100歳を超える最高齢の獣人だったのだが、コピー元のオリジナルが既に故人となっており、寺崎自身も余命がわずかとなってしまう。そこでジロウを番人の後継者に育て上げようとしていたと言うのが彼の目的であった。
寺崎は特定の相手に幻覚を見せる能力を持っており、ルミちゃん含むジロウの友人、果てまで華果村の住人たちは彼がジロウを育てるために作り出した架空の人物であった。
因みに獣人の寺崎は警察官であるが、本物の寺崎は、腰に刀があり軍服のような服を着ていた事から、恐らく大日本帝国時代の兵士であったと思われる。