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ラングリッサーⅠの編集履歴

2012/05/05 12:59:41 版

編集者:Junk“D”Vories

編集内容:

詳細

ラングリッサーシリーズの第1作目で、1991年にMD(メガドライブ)にて、メサイヤから「ラングリッサー」のタイトルで発売された(便宜上、Ⅰに関する記述はここで行うものとする)。

2年後の1993年に一部声を入れた「ラングリッサー~光輝の末裔~」というタイトルで、PCエンジンのSUPER CD-ROM2に移植される。

その後はデア・ラングリッサーのシステムを基に、完全新規録音と新規アニメーションを導入する形でPS(プレイステーション)版やSS(セガサターン)版にラングリッサーⅡ(ただし内容はデア・ラングリッサー)とのカップリングという形で移植された。

主な登場キャラクター

バルディア王国

レディン

本作の主人公で、バルディアの王子。

ダルシス帝国の総攻撃を掛けられるも、父であるイルザック王の計らいで脱出。

仲間を集めて前半ではダルシス帝国と、後半では戦乱を裏で操っていたヴェルゼリアの軍勢と戦う。

クリス

(左絵:普段のクリス/右絵:隠しクラス『プリンセス』にクラスチェンジしたクリス〔イメージ〕)

本作のヒロイン。野盗に狙われていたところでレディンに助けられ、自ら望んで仲間に加わる。シリーズ恒例の「へそ出し巫女」である。レディンと結ばれて生まれた皇子の子孫こそがⅡ及びデアで活躍する英雄エルウィンである。

ラノベでは帝国軍に絡まれていたところを救われて以来、レディンに淡い恋心を持ち続けており、ファイアボールなど魔法面で貢献。最終的には即位したレディンのお后に迎えられる。

ナーム

バルディアの女剣士。レディンの脱出を手伝い、落城後は王国復興のために戦う。後に黒騎士ランスと結ばれ、カルザスを建国。シェリーの祖先だけあり、レンジャーやドラゴンナイトになった時の武勇は絶大。

ジェシカ

バルディアに代々使える魔法使い。強烈無比な神通力と無尽蔵の知識を誇るその正体は…。

ヴォルコフ

バルディア国に仕える重臣で、王子レディンを冷静かつ温かく見守る人格者。一流の戦術と剣術を誇る老将でもある。前半は彼の補佐が頼れるが、ランスとの初戦直後、レディンを庇って毒矢で暗殺された。小説では教育係の爺やさん的な一面があり、レディンを息子のように思っていたりと人間味が増している。

テイラー

元海賊のバルディア家臣。粗暴に見えるがフレンドリーで、武芸が得意。とくにサーペンナイトなど海兵隊を率いた水上戦は頼れる。小説版では女好きで飲兵衛なチンピラ兄ちゃんでナームに気があったり、嫌っていたはずのランスと共闘したりと活躍している。

ホーキング

サルラスと言う小領地を率いる君主でイルザックの親友。レディンを庇護し、ダルシスに立ち向かう。後にスコットの養父ローレンの祖先がこの家から生まれるだけあって、騎馬隊や歩兵隊を主に率いる。ラノベでは名前が省略されており、サルラス領主としか書かれない不遇なキャラ。

ソーン

サルラスの軍人でホーキング公の側近。忠誠心と闘魂は他の追随を許さず、槍を片手にレディンを身を呈して守った豪傑。主君同様、歩・騎兵を率いて戦うのが得意。ラノベではハブられているが彼らしきサルラスの兵士が援軍に来るシーンがある。

アルバート

バルディアの武将で、砦の警護をしていたがダルシスに攻められている所をレディンに救われた。物静かな顔立ちに黒と水色の防具を携え、剣を持つ姿から分かるように冷静沈着で穏やかな知将である。小説版では存在そのものが省かれているが、知将であるサルラス領主に一面が引き継がれているようだ。

イルザック王

バルディアの現国王で、ラングリッサーの守り人として光の末裔を束ねる帝王でもあった。ダルシスに侵略された際に皇子を逃がし、戦死した。各地に被害こそ出たが慕う者は多く、名君であったことがうかがわれる。小説版では一人息子のレディンを溺愛する慈父と、息子に英雄の自覚を持たせる厳父としての両面が描かれており、最終的にはテイラー達の奮戦も空しく乗り込んできたディゴスに処刑されている。

ダルシス帝国

ランス

本作のライバルキャラ。

ディゴスに対する忠誠心が高く、レディンと何度も剣を交えるが、ディゴス亡き後に魔物たちが本格的に出現したことを知り、仲間に加わる。終盤では魔物の大軍と戦うため離脱し、全てが終わるとナームと結ばれる。

レティシア

ランス配下の将兵。女性である。バルディアの軍相手に善戦するが魔物と戦って死んだ。

ライアス

ランス配下の将校でこちらは男性。冷静な人物だったがレティシア同様、魔軍によって戦死した。ラノベでは魔軍との戦争を生き延び、ランスの帰りを待ちながらダルシス代表としてバルディアとの和平のために尽力する。

ディゴス

ダルシス帝国の皇帝で、全ての争いを無くすには武力による統一しかないと考え、バルディア王国を侵略し、ラングリッサーを奪うが、ダルシス帝国の本拠地であるツインキャッスルにて、戦力を集めて逆襲してきたレディン達に倒される。さらに死後、終盤にて全ての行いはボーゼル復活の為の捨て駒としてニコリスに洗脳されただけだった事が判明した。

小説版では、二コリスによる洗脳前は剣術好きで気の良いところがあった名君として描かれるなど、性格面が改善されている。

ゼルド

ディゴス王直属の将軍で冷酷暴虐な破壊者。一度はバルディアを攻め落とし、占領軍元帥になるが逆襲してきたレディンに敗れ、死亡した。

サー・ガリウス

ディゴス軍の軍師的存在の魔法使い。バルディア攻めの際に城門を魔法で粉砕し、火計で戦を有利に導いた。その際にレディンが逃亡したのを見ており、それを嘲ったためジェシカを怒らせた。ツインキャッスル戦で戦死した。城門粉砕はラノベ版では二コリスが彼の代わりに行っている。

ディスタン&バレンツ

帝国首都近辺に登場する武将。「見事だよ、バルディアの諸君!」と言いつつ死亡した。

セリア

ゼルドの部下。女性兵。ゼルドを敬慕しており、彼が死んだ後も仇討ちを諦めず、殉死する形で戦死した。

アントノフ

セリアの同僚。バルディア奪還戦の際に善戦するも死亡した。

ネルウィ―&ベルヌーイ

アルバートが守るアンゼル要塞を攻めていた帝国将兵。あと一歩でアルバートの一個師団を倒せる所だったが、レディンに背後から攻められて死んだ。

ロード・ザルダフ

ベルヌーイの後続支援部隊指揮官。ベルヌーイがアンゼル攻めに失敗したため撤退するが、レディンに追い掛けられ、ランスの支援も空しく討ち果たされた。

キルヒナー

湖上の城を守る帝国側の城主。湖や複雑な砦でバルディア軍を翻弄するが戦死した。

ガルヴェス&スカルディス

セリアと共にワール川に布陣した帝国将兵。ガルヴェスが歩兵、スカルディスは水軍担当だったがレディン軍に打たれた。

リスラム&アーザム

ツインキャッスル戦に登場する敵幹部。リスラムは重歩兵でレディンを阻み、魔術師アーザムは弟子の仇討ちのために参戦したが、いずれも戦死した。

ヴェルゼリア

カオス

暗黒と破壊の神だが、それはルシリスが持つ停滞と言う一面を打破する必要性があるため、絶対悪ではない。が、魔軍の崇拝対象であり、今作のラスボス。

ボーゼル

闇の皇子なる称号を持つ邪教の崇拝者で魔賊を束ねる魔王的存在。ラングリッサーが奪われた事で覚醒し、各地を混乱に陥れた諸悪の根源。Ⅱ・デア、Ⅳでも登場する。

ナーギャ

カオスとボーゼルを崇拝する邪教徒で、魔物たちを操る能力を持っている。ランスと因縁があり、最後はランスの怒りによって地獄に落ちた。小説版には出てこないが、彼の性格とセコイ悪事は二コリスに投影されている。

ニコリス

ナーギャ同様カオスとボーゼルを崇拝する邪教徒。人の心を操ることが得意で、ディゴスを洗脳した張本人であるため、最期は事実を知ったレディン達の怒りを買って地獄に落ちた。

ゲーム版では狂気と知性を併せ持つなかなかの幹部ぶりだが、小説版では遺跡を探索に来た学者だったのがボーゼルに洗脳された設定。ガリウスとナーギャの悪事まで彼の担当であり、小悪党じみた命乞いをしながら怒り狂うランスに斬首される末路になる。

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2012/05/05 12:59:41 版

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