黎星刻
りーしんくー
概要
中華連邦の武官。本格登場は『反逆のルルーシュR2』からだが、『反逆のルルーシュ』でも後ろ姿のみで登場していた。(STAGE23の合衆国日本建国宣言のシーン。)
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人物像
下級官吏の息子として育つ。下級役人だった頃に病の囚人に薬を与えたことで咎められた際に天子の温情に救われて以来、彼女に高い忠義心を持ち、外の世界を見せるとして永続調和の契りを交わす。
そして、天子を傀儡として私利私欲の限りを尽くす大宦官から国と民を救うためにクーデターの準備を水面下で進めている。
スザク並の身体能力とルルーシュに匹敵する知略・政治手腕を持つが、病に蝕まれ命は幾許も無い。通常の操縦者では扱いが難しいハイスペックを持った神虎を扱いこなせるほどの高いKMF操縦技量を持つ。
大宦官の一人・高亥の側近としてエリア11に来訪。だが、高亥がギアスによってゼロの支援者となったのを理由に始末し、その殺害の罪を黒の騎士団に被ってもらう事と引き換えに協力関係を築く。
中華連邦に戻った後、天子とオデュッセウスの政略結婚を阻止するため前倒しでクーデターを起こしたが、黒の騎士団に利用された挙句、ゼロによって天子も略奪されてしまう。
天子奪還のために一度は大宦官の配下戦力として敵対したものの、大宦官はブリタニア軍の協力が得られたことで彼を切り捨て、天子共々殺されそうになったのだが、ゼロの策略によって救われ、自らの手で大宦官を粛清する事に成功する。
その後、改めて黒の騎士団と同盟を結び、協力して中華連邦を平定。
超合集国建国後は黒の騎士団総司令となって日本奪還や皇帝ルルーシュとの対決に臨んだ。
本編終了後には直接登場する場面がなく、また『復活のルルーシュ』の冒頭ではカフェゼロの場面で遺影と思われる写真が飾られるなど、病死してしまったことが示唆されている。
『コードギアスGenesic_Re;CODE』には、遠いご先祖である劉蒼が登場。
彼が用いた夜想宝具(ナイトメア)と呼ばれる異能の武具の一つである盾「東方蒼龍」は、破壊不可能である事から今も黎家によって管理・封印されているという。