曖昧さ回避
創作作品上の人物
2.の磯野
原作及びアニメ版に登場する海馬コーポレーションの社員。
いわゆる黒服的なポジションで、黒いスーツ・黒いサングラスに口ひげを生やしている。
他の磯野と区別する為、「KC磯野」と所属を頭に付けて呼ばれることもある。
原作では主に「バトルシティ編」の司会進行及び決勝トーナメント審判を任されており、
海馬コーポレーションの中では相当に社長に信頼されている人物であると見られる。
デュエル中、様々なアクシデントや闇のゲームが始まったたり意識不明者がでたりしても動じずにルールに則って試合を進行させる、
自らの上司の試合においても公平なジャッジを行うなど、職務にはかなり忠実。
軍需産業からアミューズメント産業へと転換した社長の方針に反目し、
会社の乗っ取りや抹殺を試みたBIG5が存在するなど、海馬コーポレーション内部は
決して一枚岩ではない中、同僚の河豚田と共に「瀬戸様に付いていきます!!」と
述べるなど、社長の方針を支持する社員の筆頭格である。
しかし、その一方で社長の無茶振りを受けて振り回される苦労人でもあり、
ドーマ編では社長の不在に対し、会見を開き冷や汗をかきながら
「アメリカ出張で不在です」と押しかけたマスコミに説明する姿も見られた。
海馬vsイシズのデュエルで社長に「決闘(デュエル)開始の宣言をしろ!磯野ぉ!!」と
名指しされ、片手を掲げ若干のけぞりながら「決闘(デュエル)開始ィィィ!!」と
高らかに宣言したのが主な名(?)台詞である。
原作及びアニメではサブキャラに過ぎなかった彼だが、ニコニコ動画等で
遊戯王MADが流行するとデュエル開始を告げる役として度々磯野の素材が散々に使い倒された。
これにより、ファンの間では磯野=「デュエル開始ィィィ!!」という扱いを受けている。
また、この事から派生して遊戯王×他作品のMADや架空デュエル系作品でも
磯野の「デュエル開始ィィィ!!」を合図に一気に遊戯王の流れに入るという
パターンが多く、2つの作品を融合させてしまうという事で遊戯王OCGのシステムに準えて
「チューナーモンスター」「エクシーズ素材」等と言われる事もある。