概要
単行本19巻収録の番外編。元ネタはターミネーターと思われる。
アニメは1997年に「SF殺人サイボーグだゾ」として放送された。
ストーリー
野原一家が焼き肉を食べていると、突然風間くんに似た青年が現れる。
話によれば2010年の世界からしんのすけを抹殺するために刺客が送り込まれたのだという。
風間くんはしんのすけを守るために奮闘する。
登場人物
- 19歳の風間くん
未来の世界から来た風間くん。東大生になっている。じゃんけんに負けてしんのすけを守るために送り込まれた。当初は信じてもらえなかったがしんのすけに貸したままだという少年忍者吹雪丸の単行本を取り合っているのを見て信用してもらえた。殺人サイボーグ撃退後は家の破損個所を修理させられ、不機嫌になりながら吹雪丸の単行本を取り上げて帰っていった。
だが、それは現在の風間くんの手には戻らないことを意味しており・・・
- メインコンピューター
(CV:速水奨)
2010年の世界で人類に反旗を翻したコンピューターの親玉。逆らうものは容赦なく抹殺していったがしんのすけのひっかけ問題でぶっ壊れた。しかし、壊れる直前に1997年の世界に殺人サイボーグを刺客として送り込んだ。
- 殺人サイボーグ
コンピューターが壊れる直前にまだ5歳だったしんのすけを抹殺するため1997年に送り込まれた。弱点は腰のところについた電源ボタンだが、強すぎて誰も近づけないとのこと。しかしその分知能は低く、八百屋から強奪した野菜を武器として使用していた。立ち向かってきた風間くんを倒すが押し入れに近づいて布団の下敷きになった隙に電源をOFFにされて停止した。
余談
未来の風間くんと野原一家の会話で、ひろしの「未来の世界の俺たちはどうなってる?」という質問に風間くんが「知りたいですか…?」と何故かお茶を濁していたシーンがあり、風間くんが来る一年前の2009年に作者である臼井義人が他界していたことからもしかしたら彼が自身の死を予言していたのではないかと言われている。