概要
災害や事故等のリスクと遭遇、あるいはその予兆を認知した際に、「大した事はない」などと軽視する傾向のことで、人間ならば誰もが大なり小なり持つ特性である。
- 警報が鳴っていても避難場所へ移動しない。
- 装置が何らかの警告を発しているが対応しない。
- 体調に異変を感じたが病院に行かない。
といった事例である。
これらは不安によるストレスを和らげるための心の防衛機構だとする説もある(パニックの抑制という正の効果があるともされる)。
しかしながら、認知したリスクを軽視し、対応を怠ることが必ずしも正しいとは限らず、対応を誤ったが故に重大な損害が発生した事例は数えきれない程存在する。