概要
初登場は単行本三巻の「風邪症候群」。
細胞分裂を繰り返して自身のコピーを作り出す代わり映えのない日々に暇を持てあました咽頭細胞が、ある日出会った「ステキな帽子を被った面白い細胞」と一緒に免疫細胞達にイタズラを仕掛けて遊ぶ所から活躍が始まる。
容姿はこれといって特徴の無い平均的な冴えない日本人男性。少しネガティブで弱者としての自身に対するコンプレックスや免疫細胞細胞(主にキラーT細胞)に対する不満や強者としての憧れから暇になると良く不満を漏らしている。しかしひねくれている訳ではなく素直な性格で、自身の失敗や失言には素直に反省して謝罪し、自身を守ったり親切にしてくれた相手には笑顔でお礼も言っている。
自身の仕事にあまり誇りを持っていなさそうな言動をするが、自身のコピーが危険に晒された後にその無事を泣いて喜び安堵する等、仕事というよりは自身のコピーに対する責任感と愛情は強くある模様。
単行本五巻では、赤血球AE3803に代わり白血球U-1146と行動を共にしており、体液の川で溺れていた謎の細菌を偶然助けた所から、白血球U-1146と謎の細菌と一緒にただの一般細胞としてはかなり壮大な冒険を繰り広げた。
白血球U-1146からは細胞くんと呼ばれている。
過去
実は咽頭細胞も当然だが元になった細胞のコピーであり、そしてその細胞は自身の誕生直後に感染で免疫細胞に殺さてれている。そのため彼は仕方がないことだと理解した上で免疫細胞に対し複雑な感情を持っている。