竹本泉の「変な話」ジャンルの代表作。ホビージャパン刊コミックマスターに連載された。
しょっちゅう変なことが起こる聖林檎楽園学園での日常を描いた作品。作品タイトルはこの学校の名前から。
登場人物
江崎まりあん(えざき まりあん)
上のイラスト中央の、赤いメッシュの入った三つ編みの少女。文芸部所属。学園で起こる事件を解決しようとするが、推理は突飛である。飼い猫のまー菜(連載開始時の名前はふぉあ菜)を連れている。
西園寺京子(さいおんじ きょうこ)
上のイラスト左の、緑髪で一番背の高い少女。まりあんの友人。考古学クラブ所属。クールな性格で論理的。そのためまりあんと違い不条理な事件は苦手である。いくら食べても食べなくても体重が変わらなかったり、抜いた親不知がまた生えてきたりと奇妙な体質。エミリオに好かれている。ちなみにセーラームーンのまこちゃんに似ている。
朝ヶ丘絵理子(あさがおか えりこ)
上のイラスト右の、ツインテールの少女。詳しくは朝ヶ丘絵理子参照。
エミリオ
イタリア人。考古学クラブ所属。黒髪碧眼で、先祖は貴族。カタカナ交じりの日本語を話す。京子に好意を持っているが、隙あらばキスしようとするためたびたび痛い目に合う。お菓子作りが得意。
先輩
文芸部所属で、まりあんの先輩。文芸部で耽美小説を書いているほか、様々な活動に手を出している。E.R.バローズなど古典SFのファン。絵理子とともに、謎の多い人物。
余談
舞台となる聖林檎楽園学園は、その後「よみきりもの」や「あかねこの悪魔」に設定が引き継がれ、絵理子や先輩も引き続き登場している。