CV:中田譲治/吹:デビッド・ケイ、トレバー・デュバル(第1話のみ)
『ギャラクシーフォース』に登場するメガトロン。
海外版では『Transformers Armada』(マイクロン伝説)、『Transformers Energon』(スーパーリンク)のメガトロンと同一人物だが、日本語版では異なる。某新世紀GPX風の自動車やジェット機に変形するが、地球のメカはスキャニングしていない。
主武装はデスマシンガンとデスクロー。その他背中に二基のミサイル発射管を備える。後述のダークライガージャックとリンクアップ(合体)し、ライガーメガトロンとなる。
その性格を一言で言うなら暴君。一番上司にしたくないメガトロン。終盤では部下全員が愛想を尽かして離反。「使えるからそばに置いていた」と本人が述べており、部下達の力は認めていたが、逆に言えば利用価値があると手駒程度にしか考えておらず歴代メガトロンの中では戦闘力は最強クラスだが、人望と統率力は低い。
第41話では、惑星ギガロニアのプラネットフォースの影響で銀色に輝くボディのマスターガルバトロンとして生まれ変わる。それまでも圧倒的なレベルにあった戦闘能力は更に底上げされ、転生直後には手分けして惑星を探索していたサイバトロンメンバーを次々に襲撃。各個撃破する形だったとはいえ、サイバトロン側をほぼ総崩れ状態にまで追い込んでいる。
通常のトランスフォーマーを軽く凌駕する馬力を誇る他、通常の火器とは別に両手からの放電が得意で、各惑星のプラネットフォースに対する高い順応性(スピーディアではビークルモードのブースター、アニマトロスではデスクロー、地球ではデスマシンガン、ギガロニアでは前述のマスターガルバトロンへの転生。
中でもスピーディアとアニマトロスでは惑星を訪れただけでその恩恵を獲得、更には異空間ごと初期化されても生還した挙句その際に身に纏っていたエネルギーでライガージャックをコピーし、ダークライガージャックを創造する等、トランスフォーマーの常識では説明できない力を見せていたが、それらは物語冒頭まで幽閉されていた間に、身体が消滅して宇宙を漂っていたユニクロンのスパークの一部を体に取り込んだ影響。
更に言えばブラックホール発生もそれによってプライマスとユニクロンの力のバランスが崩れたためだった(DVD9巻のブックレット収録の用語解説)。
ギャラクシーコンボイとの最終決戦は勇者シリーズ1作目のオマージュ。因みに本作ではベクタープライム役の速水奨はエクスカイザーを演じており、勇者シリーズと縁の深い作品となっている。
ちなみに漫画版ではギャラクシーコンボイのパンチ一撃で倒されているせいか、作者の岩本先生も「口先だけになっているような…」とコメントしている。