宮崎駿の映像作品『風の谷のナウシカ』に登場する、巨大な虫に似た生き物。
概要
「腐海」と呼ばれる有毒な菌類の樹海に棲息する“蟲”(むし)と呼ばれる生命体の一種。“蟲”の中で最大を誇り、体長は最大80mに達する。堅牢な表皮に包まれた体は十数節の体節によって形成され、14個の眼と多数の歩脚、口腔内には治癒能力を有する糸状の触手が無数に存在する。眼の色は普段は青いが、怒り等で精神的に高揚すると赤くなる。体液の色は青い。
王蟲の抜け殻はセラミック並みの強度を持ち、外皮の抜け殻は戦闘機の外装や武具を生成する材料として、目の抜け殻はガラスの代用品として珍重されている。