概要
『北斗の拳』の登場人物。
アミバの部下の小男で、アミバの秘孔によって常人の数倍の跳躍力を得ている。アミバの秘孔実験用人間の拉致部隊『木偶(デク)狩り隊』の隊長。
部下を率いてギュウキと共にゴビアの街の酒場に乗り込み、居合わせたケンシロウに一か月分の食料をかけて腕相撲勝負を吹っ掛ける。
ケンシロウに食料ではなく自分達の命を賭けろと挑発されるが、「大きく出たな、そんな細い筋肉で勝てればいいがな」と笑いながら逆に挑発した。
腕相撲に敗れて腕を折られ、助けを求めてきたギュウキの顔面を棒で叩いて一蹴。
ケンシロウの腕力を評価しつつ、敏捷さを試すべく猴拳の流れをくむ形象拳・野猿牙殺拳で戦いを挑んだ。
壁面を巧みに利用した素早い跳躍を繰り返してケンシロウの背後を取り、伸縮自在の棒による一撃を見舞うが、裏拳であっさり吹き飛ばされた。
空中で素早く体制を立て直し、最大限に伸ばした棒の上に載りケンシロウの頭上を取ったと豪語。一撃を見舞われた屈辱による怒りから木偶狩りの使命を忘れてケンシロウを殺そうとするが、既に秘孔を突かれ手の自由を奪われていたため棒が手から離れず動揺。
ケンシロウに棒ごと振り回されて石柱に叩きつけられ戦意を喪失し、アミバの居城まで道案内をさせられる羽目に。
その後、ケンシロウによってアミバの投擲した剣から身を護るための盾にされて敢え無く死亡した。