享保13年(1728年)- 安永8年12月18日(1780年1月24日)の間に活躍した本草学者、蘭学者、医者、作家、発明家、画家(蘭画家)である。
類稀なる天才で、各分野で大きな功績を残している。
- 蘭学者として油絵や鉱山開発など外国の文化・技術を紹介した。
- 文学者として「戯作」の開祖となる。
- 科学者として、オランダ製の静電気発生装置「エレキテル」の紹介、「火浣布」の開発がある。一説には「竹とんぼ」の発明者とも言われ、これを史上初のプロペラとする人もいる。
- 浄瑠璃作家として「福内鬼外」の筆名で執筆。『神霊矢口渡』『源氏大草紙』等の時代物を多く手掛けた。
中でも有名なのが「エレキテル」に関する発明家の顔で、二次創作でも稀代の発明家としてよく取り上げられる。中でも代表的なのは「R.O.D」「大江戸ロケット」「戦国コレクション」である。