概要
2021年8月31日から期間限定で開催された新シリーズイベント。
また、
- 2022年1月31日に『episode2-罪の刻印-』
- 2023年3月17日に『episode3-Missing in action-』
がそれぞれ期間限定で開催された。
あらすじ
アインソフォール学園---
戦争孤児たちを保護するために作られた機関。
生徒たちは教師や友人に囲まれながら戦う力を身につけていく。
その中でも最強と噂される少女ルナは力を失い、最下層のクラスへと堕とされる。
これは理不尽に抗う少年少女たちの物語---
用語
アインソフォール学園
戦争孤児たちを保護するための機関。
孤児たちは生徒としてこの学園に入学し、教師や友人とともに多くのことを学び、戦う力を身につけていく。
学園はアルマの強さによってランク分けされており、
階級(クラス)は上から
- 王権(ロイヤル)
- 貴種(ノーブル)
- 騎士(ナイト)
- 兵士(ソルジャー)
- 戦奴(スレイヴ)
となっている。
完全な実力主義となっており、下位の階級の生徒は上位の階級の生徒から差別を受け、戦奴に至っては無視することが校則で決定づけられている。
教師も無視などの差別は行っていないものの、時間外授業の際に戦奴の安全は後回しにされるなど、戦奴の扱いはひどいものとなっている。
アルマ
聖霊教会の秘技とされている、力という不定形の概念が姿形を持ったもの。最もわかりやすい例で言うと、ジョジョの奇妙な冒険第三部以降に登場する幽波紋のようなもの、と思ってもよい。(白猫世界におけるアルマについてもっと正確に知りたい方は、ルーンメモリー内にある「The World of Guilty」をプレイしてください)。
教会のアルマは厳しい訓練の末、アルマと契約を交わすことでその力を借りることができるが、学園のアルマは罪の刻印という特殊な紋章を生徒の体のどこかに刻み、それぞれのアルマが望む感情を与えることで呼び出すことが可能。
学園のアルマは教会のものより契約が簡単で、短期間で大量に使い手を量産できるが、その分教会のものより扱うのが難しく、各アルマが欲する感情がなければ具現化しない。
<罪の刻印>
学園入学の際、刻印の間にて身体のどこかに刻まれる刻印。
刻まれる刻印の形や刻印の場所は人それぞれで、またそれによって与えられるアルマも人それぞれの姿や能力を持つ。
刻印は負荷をかけすぎるとヒビが入り、やがて割れてしまう。
そのヒビが広がると、刻印から<意味のある印>としての要素を失ってしまう。
刻印は精神と深く結びついているものであるため、ヒビが広がると精神が崩壊し、人間としての理性も失われてしまうという。
<刻印の間>
罪の刻印を刻むための場所。
言わば、クラスの組み分けの場。
刻印の治療などに関してもこの場所で行われる。
罪の刻印という機密を取り扱う場のため、原則許可された者以外の立ち入りは禁止されている。
<神使(レギオン)>
王権よりもさらに特殊な力を持つ生徒に、階級を問わず与えられる称号。(レカードのような兵士でも<神使>に選ばれる。)
学園の生徒数名にその称号と、対応した色が与えられ、さらにそのうちの白・黒・赤・青・黄の色が与えられた五人の<神使>は学園最強と称される。
ルナ曰く、「神使には変な人しかいない」という。
時間外授業と課外授業
学園のある島は不定期に魔物の群れが攻撃してくるため、時間外授業として実戦でこれらを迎撃している。
そして、その魔物の巣の場所が判明すると、課外授業と称して島の外に出ることもある。
また、これらの授業の後は大抵、数名の生徒が転校することが多い。
シャンカラ軍
学園と軍事同盟を結んでいる軍隊。
課外授業の際、合同演習として作戦に参加した。
軍隊ではあるものの、基本的には学園の神使を中心とした作戦が行われるため、軍隊の練度はそれほど高くない模様。
アルマ喰い
学園のアルマは本来、使い手の感情を喰らうことで力の行使・借用を行うが、逆にそのアルマを使い手が喰らうことで、使い手の肉体を魔物のように大幅強化することが可能。
たとえアルマ同士の戦いで負けていたとしても、アルマ喰いを行えば形勢逆転する場合もある。
得られるリターンや発動動作から考えて、アルマ喰いを行えば二度とそのアルマを呼び出すことができなくなるリスクがあると思われる。
<階級対抗戦>
不定期に開催されるイベント。
異なる二つのランクのクラスが戦い、その成績を競う。
全五試合を二日間で行い、
- 一日目は開催されるごとにその内容が変わるが、第一から第三試合までを行う。
- 二日目は第四試合の<集団模擬戦>・第五試合の<代表模擬戦>が必ず行われる。
登場人物
戦奴
学園内で最下層の階級。
他の階級の生徒から集中的に差別の対象になっているからか、他の階級と比べてクラスメート間の団結力が強い。
ルナ・クリストフ
「蹂躙しろ!エイルネスっ!!」
CV:石川由依
本シリーズの主人公。
学園に通う元神使の少女。
かつては「蒼い<狂信>」の名で学園最強のアルマ使いと噂されていたが、ある日の時間外授業にとある真実を知り、それ以来アルマを使うことができなくなり、戦奴に堕とされた。
アルマがなくても高い戦闘能力を誇るが、その分感情の起伏が乏しく、他人に話しかけられても反応を返す前に心の中で一人で思考を巡らせるため、無言の時間が流れる。
ちなみに、テストの成績は全部大体平均点くらいという一番反応に困るもの。
宿すアルマは、<狂信>のアルマ「エイルネス」
欲する感情は、死をも恐れぬ狂信、と言われていたが…
クルツ・エルヴェシウス
「勇み、震えろ!スクラグス!!」
CV:広瀬裕也
学園に通う戦奴の少年。
クラスの中で最も頭の切れる男で、時間外授業の際は学級委員にかわり戦奴クラスの指揮を執る。
基本的に面倒くさがりだが、押されれば大抵のことには協力してくれる。
また、意外に直情的で、無駄を嫌いながらも仲間のピンチには駆け付けてくれる。
宿すアルマは、<蛮勇>のアルマ「スクラグス」
欲する感情は、勝てない相手に挑む勇気
炎の形をしたアルマで、その炎が燃え続ける限り、それを筋力・体力・気力・ソウルなどの様々な力に変換することができる能力を持つ。
セシル・ディオール
「怖れを喰らえ!!ナベリウス!!」
CV:小澤亜李
学園に通う戦奴の少女。
クラスの中では天真爛漫なムードメーカーのポジション。
初対面のルナにも勢いだけで友達になろうとしようとするなど、若干アホの子が混じっている。
根はビビりであり、時間外授業の時はいつも足が震えて動けなくなるが、それには理由が…
宿すアルマは、<怯懦>のアルマ「ナベリウス」
欲する感情は、怯える人の恐怖
敵の恐怖心を増幅させたり、敵部隊に恐怖心を伝播させたり、逆に仲間や捕虜の恐怖心をなくしたりするなど、恐怖を司る能力を持つ。
特に集団戦においては比類なき力を見せる。
アルブ
CV:豊島修平
戦奴の学級委員長。
昔から学園に通っているようで、学園の秘密もいくつか知っている。
また、彼自身も秘密を抱えており、外部(飛行島)を頼ろうとするルナたちを止める。
セシルと一緒にクルツに友達作戦の立案を「おねか~い」と頼んだり、ロックの女子お菓子論争について話だけは聞いたりなど、意外とノリがいい。
学級委員だがあまり頭がよくなく、テストのときは毎回鉛筆サイコロを使い、毎回最下位になる。
白いアルマを使うことが可能だがそのことを隠しており、名前や欲する感情、能力も不明。
サーシャ
CV:大木咲絵子
戦奴の獣人の少女。
背が小さくすばしっこいが、その分戦闘力はない。
クラスの中では常識人。
ルナたち4人が隠し事をしていることに感づいており、そのことを気にしている。
宿すアルマに関する情報は一切ないが、episode2にて騎士級長は彼女の秘密について何か知っている様子だった。
ロック
CV:郷田翼
戦奴の少年。
元は貴種に所属していたが、以前行われた<階級対抗戦>にて何らかのトラブルが起こり、それ以来アルマを使うことができなくなり、戦奴に堕とされた。
移転直後は戦奴のクラスメートを見下していたようで、そのことをイジられている。
毎晩八時には寝る健康優良児。
宿すアルマや欲する感情、使えなくなった理由は不明。
バルトルト
CV:豊島修平
戦奴の少年。
ルナ転移後の最初の時間外授業にてフィーネとともに魔物の攻撃を受け負傷。
その後転校することになったが、episode2にて…
フィーネ
CV:大木咲絵子
戦奴の少女。
ルナ転移後の最初の時間外授業にてバルトルトとともに魔物の攻撃を受け負傷。
その後転校することになり、一切登場することはなかった。
マクシミリアン
CV:郷田翼
戦奴クラス担任教師。
上記のもの以外にも、戦奴の生徒はいる模様。
兵士
元はクラスメート間の団結力はなくバラバラだったが、ラウファがはたらきかけたことでその団結力が強くなっている。
レガート・ミーステル
「あるがまま征け!!シンブク!!」
CV:松田利冴
学園に通う、自由奔放な兵士の少女。
常に自分の衝動のままに生きているトラブルメーカー。
ヤンチャな性格で、校則関係なしに戦奴と普通に会話したり、校舎内でアルマを使用したり、気に食わない相手にはところかまわず喧嘩を売ったりなどする。
神使に選ばれており、「猛る<黄光>」の二つ名で呼ばれるなど、その実力の高さがうかがえる。が、その実気分屋であるため実力にムラがあり、同じ<神使>のルナを圧倒するほどの実力を発揮することもあれば、大した成績を残せなかったりなどで、学園側の評価がふるわなく、現在は兵士階級に甘んじている。
現在登場している神使の中では珍しく、学園の秘密については一切知らない。
ルナはレガートが自身のことをすぐ攻撃してくるため嫌っていると思っていたが、レガート本人はルナのことをむしろ一番話が通じる相手だと思っていた。
以前は兵士のクラスメートともうまくいっていなかったが、級長のラウファが何度も熱心に話しかけてきたことで彼女の心にも変化が生じ、対抗戦二日目は彼女の代わりとして本格的に参加することに。
宿すアルマは、<衝動>のアルマ「シンブク」
欲する感情は、自身の心を突き動かす衝動
能力は不明だが、地面を叩き割ったり、騎乗することができたりなど、強力なアルマであることは見て取れる。
ラウファ
CV:村井美里
兵士の学級委員長。
バラバラだった兵士クラスを一つにまとめたきっかけを作った少女。
現在はアルマがうまく使用できなくなったため、刻印の間にて治療を受けているが…
他にも足止め特化のアルマ使いや索敵特化のアルマ使いなど、多くのアルマ使いが在籍している。
騎士
全階級の中で真ん中のためか、騎士階級には学園の守護役を特別に課せられており、学園の治安維持の役割(深夜の見回り・付き添い・街でのボランティアなど)を無償で毎日行っている。
クラスメート同士の仲も悪いわけではないが、あくまでビジネスの付き合い程度だという。
ヴァーニー・ライマー
「共に腐れ--ゼイレナ!!」
CV:狩野翔
学園に通う、疲れ果てた騎士の少年。
学園の守護役の仕事に嫌気がさしており、寝不足で倒れていたところをクルツに助けられた。
気弱だが図太く、安らぎのために「戦奴は無視」という校則も平気で破ったり、『お菓子いれてください』と書かれたバケツを持ち、堂々と食い物をせびるという、アルブですらできないと言わしめた乞食のようなことを平然と行う。
宿すアルマは、<自愛>のアルマ「ゼイレナ」
欲する感情は、明言されていないため不明。
能力も、戦闘描写が刻印の間前での一戦のみのため不明だが、自発的に刻印を割ることで得られる戦闘能力は、ルナに「神使と戦ってるみたい」と思わせるほど。
騎士級長
騎士の学級委員長。
名前は不明。
規律正しい性格をしており、騎士は常に皆の規範であることを重視している。
一度色を冠したことのあるものは特別視しており、戦奴に堕ちたルナを差別の目で見ていないなど、独特の価値観を持つ。
貴種
現在のところ、元貴種のロック以外登場していない。
クラスメート同士の仲はあまり良くなく、ロック曰く、「蹴落とし合っていた記憶しかねえし」
王権
こちらも貴種同様、ほとんど登場しておらず、現在は<王権主席>のルージュ以外で王権階級と明言されている生徒は現れていない。
ルージュ・シュバリエ
CV:村井美里
白の制服に赤いマントが特徴的な褐色の少女。
「双頭の深紅」の二つ名で有名な<神使>。
ルナが戦奴に堕ちる前はバディと呼ばれるほど授業でよく組んでいた。
冷酷な性格で頭もよく、時間外授業や課外授業などでは作戦指揮を執る。
学園の秘密を知っており、その体制を中から変えるため、現在はわざと学園に従っている。
実は大のかわいいもの好きで、学園に迷い込んだ犬には人が変わったように明るい声で可愛がる。
二つのアルマを持っており、基本的には赤を与えられる理由になった方のアルマで戦う。
もう一つのアルマは、<共感>のアルマ「(名前は不明)」
欲する感情は、相手の感情への共感
共感することで、アルマを含めたあらゆる異能を喰らい消し去る能力を持つ。
<神使>
王権以上の能力があると認められたアルマ使いたち。
episode2にて、全員で9人ほどいたのだという。
このうち、赤・青・黄の色を冠する三人は合わせて<原色の三者(プライマリー)>と呼ばれる。
白:???
ルナ曰く、苦手。
黒:???
ルナ曰く、怖かった。
赤:ルージュ・シュバリエ
CV:村井美里
<赤>の神使で、「双頭の深紅」の名を持つ、<王権主席>の少女。
元バディのルナを気にかけており、陰ながら彼女に助力している。
レガートのことは非常に気に入っており、ことある毎にかまいたがる。
青:ルナ・クリストフ
CV:石川由依
<青>の神使で、「蒼い<狂信>」の名を持っていた、元王権の少女。
現在は戦奴転落に伴いはく奪されている。
黄:レガート・ミーステル
CV:松田利冴
<黄>の神使で、「猛る<黄光>」の名を持つ、兵士の少女。
ルナのことは気に入っているが、ルージュのことは苦手。
曰く、
「その目が気に食わねえ……その……」
「ペットを見つけたみたいな目が……!」
とのこと。
緑:ベルデ
「星をつかめ……スキエクロン!!!」
CV:手塚ヒロミチ
背丈が高く、腰布や制服のインナーカラーの緑が特徴の、性格の悪そうな男。
階級は不明だが<緑>の神使に選ばれているため、高い実力が伺える。
ルナの強さを畏れ憎んでいるが、その力に憧れも抱いており、彼女と並ぶため、彼女に勝つため、彼女を超えるために今まで生きてきた。
元は戦奴一歩手前の劣等生で、同級生からもイジメの対象となっていたが、ルナとの出会いと彼女の哀れみの目から彼の中で何かが変わり、<神使>の緑を与えられるほど強くなった。
しかし、彼女が真実を知りアルマを使えなくなってしまったときは彼女を責め立てたりした。
(ルナ本人は彼のことをほぼ認識すらしていなかったが)
学園の秘密を知っているが、敵味方関係なしに罪人なら奪われるのも壊されるのも殺されるのも真っ当な罰だと考えるなど、冷酷な価値観の持ち主。
アルバからルナが学園の秘密を知ったと聞かされた時、他の<神使>に始末されると考え、そうなるくらいなら自分の手で殺し、彼女の存在を自分の中の消えない憧れ・目標にしようと企む。
戦闘中に乱入してきた敵にも「俺とルナの邪魔をするなっ!!」と言うなど、彼女への一方的な歪んだ感情が炸裂しているストーカーのような変態。
宿すアルマは、<妄執>のアルマ「スキエクロン」
欲する感情は、明言されていないため不明だが、ルナに対する独特な感情が明言されているため、そういった憧れや羨望のような感情ではないかと考えられる。
能力は不明だが、ボス戦では自動で発動するつかみ攻撃のトラップを仕掛けたり、地面に潜ってプレイヤーを引きずり込んで攻撃したり、広範囲のつかみ攻撃を行ったりなど、つかみに特化した攻撃を行う。
関係者
学園長
レスカ
ルナの妹で、現在病院で病気の治療中。
ルナはよく学園生活について手紙を送っているが…
アルバ
CV:田尻浩章
リアム
傭兵団「チェインド・ウイング・ナイツ」の団長。
幼少期にここに所属していたようで、第1話の戦場にてルナの接近に伴い、刻印が反応。
その後の詳細は不明だが、結果的にルナが真実を知るキッカケを作る。
背中に刻印が刻まれている。
PV
【白猫プロジェクト】叛逆のCOLOR’s PV
叛逆のCOLOR's episode2 ―罪の刻印― PV【白猫プロジェクト NEW WORLD'S】
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関連リンク
叛逆のCOLOR's episode3 -Missing in action-