『可愛いねって言われちゃった どういう意味ですか？』
概要
CV：佐倉綾音
ヒロインたるもの!の登場人物の一人。
オレンジ色の頭髪とリボンがトレンドマーク。
慣れない学校生活に困ったひよりに彼女が声をかけたのが全ての始まりである。
特徴
その外見を一言で言い表すならギャルであり、制服を着崩している。
性格は底抜けに明るく、周りの面倒見が良いところもある。
両親がおり、父親は過保護で、母親は小言が多いらしい。
また、交際関係にある山本幸大のことは「こうちゃん」と呼んでいる。
快活なひよりや大人びた印象を受ける千鶴と比べると、陽気な性格であるが、彼女について特筆するべきはそこではない。
彼女の真の特徴は、『友達想いな一面』である。
事実、ひよりとは慣れない学校生活に困った彼女に声をかけることで友達となっているし、またひよりがスキャンダル騒動で学校やネット上で嫌がらせを受けていた時には、千鶴と共にひよりに寄り添って周囲の女子たちから守ろうとしており(スキャンダルの原因となった写真を怒りの形相でビリビリに破り捨る)、またスキャンダル騒動の黒幕であった千鶴とひよりが殴り合いの末に険悪な仲になってしまった際も、最後までひよりを信じ支え続け、千鶴にもひよりともう一度やり直すよう説得している。
ちなみに11話で千鶴とひよりが殴り合いの喧嘩になった際には、二人の喧嘩を止めようとせずに「いいぞーもっとやれー！」と、火に油を注ぐような発言をしており完全に野次馬モードと化している。しかし、見方を変えれば素直に感情を出させ、お互いがずっと我慢していた思いを吐き出させるためとも見える。それが本当だとすれば、彼女はかなり観察眼にも優れているといえる。
彼女がいなければひよりと千鶴はずっとギスギスした関係のままだったかもしれない。そういう意味では二人が最終回で和解するきっかけを作った影のMVPとも言えるだろう。
そんな彼女であるが、学力はあまり良いとは言えず、とあるPVでは幸大と共にとある問題に非常に悩んでいる描写がある(幸大は難しい表情になりながらも解こうとしていたのに対し、樹里の場合は完全に諦めの表情となっている)。
もしかすると、学力に関してはひよりや千鶴に大きく水をあけられているのかもしれない(ひよりもアニメ3話でその学力に関する大ビンチに陥ったことあるが)。
性格や外見は典型的なギャルだが、時には仲間のために一肌脱ぎ、更には仲間のピンチにいち早く駆けつけ、そっと寄り添う友達思いなキャラクターだ。
余談
・演者の佐倉綾音氏曰く、
「私に樹里のようなギャルだった時代はないのですが、もしギャルだったらこんな感じだったかな？とifの青春を想像しながら演じるのはいつもとても楽しいです。役者の醍醐味だなと感じながら楽しく演じさせていただきました。」
とのこと。
・ひよりや千鶴とは仲が非常に良いのだが、奇しくも樹里役の佐倉綾音氏もひより役の水瀬いのり氏や千鶴役の早見沙織氏とも親交が深いことで有名であり、そのためかアニメやラジオ番組などでの共演の機会も多い。
また、奇しくも幸大役の松岡禎丞とは同期でもある。
・「可愛いねって言われちゃった」、「うちら、恋人宣言!」の歌唱を務めた星川サラは、歌唱を務める以前から歌ってみたや、歌枠などでたびたびHoneyWorksの楽曲を歌っており、かなり大好きなようだ。
また、歌唱曲「可愛いねって言われちゃった」のコメント欄にこのカップル最推しですありがとうございます好き!!!!!!!!!!!!!!!!!!!とコメントしていた。
・「可愛いねって言われちゃった」のとあるワンシーンで樹里が開いているノートらしきものをよく見てみると、ひよりと千鶴らしき人物の顔が描かれている。意外と絵のセンスがあるのかもしれない。
・樹里が幸大のことを「幸ちゃん」呼びすることは前述したが、後にハニプレで開催した「パジャマ女子会をご所望ですか！？～カラフルストーリー～」にて、幸大が樹里を「樹里ちゃん」呼びするというとんでもないことが明らかになり、一部では大騒ぎとなった。ちなみに、（幸大は付き合いの長い瀬戸口雛や高見沢アリサなどに対しては「さん」付けである）どういった経緯で「ちゃん呼び」になったかは今後の公式の展開に期待である。
