解体屋ゲン
こわしやげん
日本の建築業界を舞台にした漫画
概要
原作星野茂樹、作画石井さだよしの日本の漫画作品。「解体屋」は「かいたいや」ではなく「こわしや」と読む。
『週刊漫画TIMES』2002年4月19日号から5月10日号まで、全4回の短期集中連載を行った後、2003年1月10日号より本格的に連載が開始された。
2003年9月に刊行された唯一の単行本(第1巻)にコンビニコミック2巻を合わせた3巻しか刊行されていなかったため、過去の回を読むことが困難という状況が長らく続いていたが、2015年にスマートフォン用アプリ「漫王」で期間限定ながらも過去回が無料公開され、以後、電子書籍として単行本が刊行されている。
あらすじ
主人公の朝倉厳(あさくら・いわお)38歳、通称ゲンは、零細解体業「朝倉工務店」を営んでいる。彼は、壊すだけが解体業ではなく、壊したあとにこそ、創り上げられるものがあると考えており、彼とその仲間たち、建築物の解体をするプロフェッショナルの生きざまが、彼らの携わる仕事を通して熱く描かれる。